医療事務代行サービスおすすめ5選!業務効率化と経営改善の秘訣とは?

医療事務代行サービスおすすめ5選!業務効率化と経営改善の秘訣とは?

医療事務更新日:2025-06-25

医療機関を経営する中で、「医療事務の負担が大きい」「人手不足で業務が回らない」「残業が多くてスタッフが疲弊している」といった課題に直面していないでしょうか。診療や業務に追われる中でこれらの課題を解決するのは簡単なことではありません。 しかし、医療事務代行サービスを賢く活用することでこれらの悩みを解消し、本来の業務である「患者さんへの診療やケア」に集中できる環境を整えることが可能です。 本記事では、医療事務代行サービスを検討中の医療機関の方に、サービスの選び方からおすすめのサービスまでを詳しく解説します。

医療事務代行サービスとは

「医療事務代行サービス」は、名前の通り「医療機関の事務業務を外部の専門業者に委託する」サービスです。
受付、予約管理、レセプト作成、会計、カルテ入力など、多岐にわたる医療事務業務をプロに任せることで、院内のスタッフは患者さんへの診療やケアに集中できるようになります。

医療事務代行サービスで依頼できる主な業務

医療事務代行サービスが対応する業務は、サービス提供会社によって異なりますが、一般的には以下のような業務を委託できます。

受付および予約管理

来院患者の受付対応、電話予約・オンライン予約の管理、問診票の記入案内など。

レセプト業務

診療報酬請求書、レセプトの作成や点検、提出、返戻、査定対応など医療機関にとって非常に重要な業務。

電子カルテ入力

医師の指示に基づいた診療内容の入力、各種検査結果の登録など。

会計

診察料の計算、患者さんからの窓口での会計、キャッシュレス決済への対応など。

クラーク業務

医師の指示のもと、診断書や紹介状の作成補助や各種書類の整理など。

その他の業務

電話対応や物品発注、SNS運用支援やホームページの更新など幅広い業務に対応するサービスもあります。

医療事務代行サービスを利用するメリットとは?

医療事務代行サービスを利用することで、多くのメリットが得られます。

人手不足の解消

近年大きな問題となっている、人手不足への対応ができ、採用活動にかかる時間やコストを削減し、急な欠員にも柔軟に対応できます。

業務効率の向上

専門知識を持つプロが業務を行うため、正確性とスピードが向上し院内スタッフの負担を軽減します。

コストの削減

人件費や教育費、福利厚生費などの固定費を変動費化でき、経営の安定化に貢献します。

専門業務への集中

医療従事者は診療や患者対応に集中でき、医療の質向上につながります。

残業時間の削減

医療事務スタッフの残業が減り、ワークライフバランスの改善や定着率向上につながることが期待されます。

専門性の高い業務の対応

レセプト業務など、専門知識が求められる業務も間違いなく、安心して任せられます。

ITシステムの導入が可能になる

電子カルテや予約システムに精通したスタッフがいない場合でも、スムーズな導入や運用が可能です。

医療事務代行サービスの選び方

医療事務代行サービスは多種多様であり、自院に最適なサービスを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。そのポイントについて詳しく説明します。

サービス内容と対応業務範囲

依頼したい業務が、そのサービスで対応可能かどうかを確認しましょう。受付業務だけを委託したいのか、レセプト業務まで含めて全て任せたいのかなどニーズを明確にすることが重要です。特に、電子カルテの種類によっては対応できないケースもあるため、事前に確認が必要です。

料金体系と費用対効果

料金体系は、月額固定制や従量課金制、成果報酬型などサービス会社により様々です。業務量や予算に合わせて、最も自院に合ったプランを選びましょう。単に費用が安いだけでなく、導入の効果とのバランスを考慮することが大切です。

専門性と実績

医療事務業務は専門性が高い業務です。特に、レセプト業務などは医療保険制度に関する深い知識が求められます。医療事務の資格を持つスタッフが在籍しているか、過去の導入実績が豊富かなどを確認し、信頼できる業者を選びましょう。

セキュリティ体制

患者さんの個人情報や診療情報は、非常に秘密保持が必要な情報です。情報漏洩のリスクを避けるためにも、ISMS認証取得の有無やプライバシーマークの取得、情報セキュリティに関する具体的な取り組みなどを確認し、きちんとしたセキュリティ体制を構築しているサービスを選びましょう。

サポート体制

導入後のサポート体制も重要な選択のポイントと言えます。何か困ったときにすぐに相談できる窓口があるか、柔軟な対応が可能かなどを確認しておきましょう。
特に、リモートでの連携が主となるサービスの場合、コミュニケーションの取りやすさも大切です。

リモート対応の可否と柔軟性

近年、リモートでの業務代行が増えていますが、自院の業務とリモートでどこまで連携できるかを確認しましょう。また、必要な業務だけをスポットで依頼できるか、業務量の変動に合わせて柔軟に対応してくれるかなども、長期的な利用を考える上で重要です。十分にコミュニケーションをとりながら確認をしておきましょう。

医療事務代行サービスおすすめ5選

ここからは、特におすすめの医療事務代行サービスを5つご紹介します。それぞれのサービスの特徴を比較し、自院に合ったサービスを見つける参考にしてください。

1.Remoba医療事務

Remoba医療事務

Remoba医療事務は、クリニックや医療機関向けに、医療事務代行やオンライン診療サポート、SNS運用支援などを提供する医療事務アウトソーシング(代行)サービスです。スタッフ・ITリソース不足の解消を支援し、診療や患者対応に専念できる環境を整えます。

サービス概要  

クリニック向けに医療事務業務をリモートで代行するサービスです。レセプト作成や請求、オンライン診療のサポート、予約管理や問い合わせ対応、SNS運用など、多岐にわたる業務を専門チームが対応します。業務負担を軽減し、医師やスタッフが診療に専念できる体制を実現します。

Remoba医療事務を活用するメリット

  • スタッフ不足やITリソース不足を解消し、診療や患者対応に専念できる
  • 必要な業務のみ柔軟にアウトソーシングでき、コスト最適化が可能
  • オンライン診療やSNS運用など、IT活用支援も一括で提供
  • 医療事務の専門アシスタントが、システム・ツール活用をサポート
  • 受付・予約管理からレセプト業務、会計対応まで幅広く支援
  • 夜間・早朝・土日の対応も相談でき、診療時間に合わせた運用が可能
  • ITヘルプデスク機能により、スタッフのITリテラシー向上を支援
項目内容

サービス名

Remoba医療事務

会社名

(株)Enigol

対応メニュー

  • 受付・予約管理:オンライン予約システムの設定・管理/電話受付や問い合わせ対応(AIチャットボットも導入サポート)/予約リマインド送信や診療日程調整
  • 診療報酬請求(レセプト業務):レセプト作成・オンライン請求/保険請求業務の確認・修正・エラー対応/月次・年次の請求レポート作成
  • 電子カルテ・オンライン診療サポート:患者情報の入力・更新/オンライン診療ツールの導入サポート(環境設定・システム連携など)/診療内容のドキュメント化サポート(電子カルテに付随する入力補助)
  • 会計・決済対応:オンライン決済システム導入や運用サポート/診療費の精算・請求書作成・領収書発行/クレジットカードや電子マネー対応、患者さんからの問い合わせ対応
  • SNS・Webマーケティング代行:Instagram・YouTube・TikTokなど各SNSの企画・運用支援/ライティング・動画編集・配信サポート/ホームページ・ブログなどのSEO対策や広告運用
  • ITヘルプデスク &オンラインサポート:PC・タブレットの操作やトラブルに即時対応/クラウドストレージやセキュリティの設定サポート/電子署名や電子処方箋などのIT導入支援

上記以外の業務を承ることも可能です。お気軽にご相談ください。

公式サイト

https://remoba.biz/medicaladmin

2.ニチイ 医療事務等のアウトソーシング(業務委託)

ニチイ 医療事務等のアウトソーシング(業務委託)

ニチイの医療事務等のアウトソーシングサービスは、病院やクリニック、調剤薬局といった幅広い医療機関に対し、レセプト関連業務はもちろん、患者満足度向上や業務効率化のサポートまで多岐にわたるサービスを提供しています。

その最大の強みと特徴は、医療事務における高い専門性と業界トップシェアの実績です。長年の経験とノウハウに基づき、教育から就業支援まで一貫して対応できる体制が整っています。

このサービスは、医療事務に関して広範な課題や悩みを抱えている医療機関に特におすすめです。専門性の高いサポートを受けることで、業務負担の軽減や経営改善に繋がるでしょう。

項目内容

サービス名

ニチイ 医療事務等のアウトソーシング(業務委託)

会社名

ニチイ学館

公式サイト

https://medi.nichiigakkan.co.jp/service/medical/outsourcing/

3.ソラスト 医事関連受託サービス

ソラスト 医事関連受託サービス

ソラストの医事関連受託サービスは、医療事務の教育機関として創業した、業界の先駆者的存在の企業です。医療事務の受託業務や人材派遣に加え、病院経営支援や業務改善まで、多岐にわたるサービスを提供しています。

ソラストの強みは、高い医療事務スキルを持つ人材とICT(情報通信技術)の活用を組み合わせることで、各医療機関に応じた最適な解決策を提案してくれるところでしょう。単に人手を補うだけでなく、DX化の推進、既存スタッフへの教育支援を通じて人手不足や業務効率化の課題を根本から解決することを目指します。

約60年にわたる業界経験から培われた豊富なノウハウを活かして様々な課題に対応できるのが特徴です。

医療事務の業務負担を軽減したい医療機関や、人材不足に悩む医療機関に特におすすめです。さらに、電子カルテ導入や予約システム活用、DXを進めたい医療機関や、病院全体の経営改善を目指している医療機関にも力になってくれることが期待できます。

項目内容

サービス名

ソラスト 医事関連受託サービス

会社名

株式会社ソラスト

公式サイト

https://www.solasto.co.jp/business/iryou/jutaku/

4.メディサポ

メディサポ

主に、診療報酬請求業務をサポートする医療事務代行サービスです。具体的には、カルテチェックや計算漏れの確認、そしてレセプト作成や点検、医療機関の請求などに対応が可能です。単に事務作業を代行するだけでなく、医療機関内の業務効率化のためのノウハウの蓄積にも手助けをしてくれます。

メディサポは、「レセプト点検プラン」「日々点検プラン」「返戻・査定対応プラン」という3つの料金プランがあり、現在のニーズに合わせて選択できます。

さらにスタッフは、厚生労働大臣認定の「診療報酬請求事務能力認定試験(医科)」の資格を取得しています。内科、消化器内科、整形外科での15年以上の医療事務経験を持つベテランが揃っており、高い専門性と実務経験に基づいた質の高いサポートが期待できるでしょう。レセプト業務の正確性を向上させたいなど、レセプト業務に課題を感じている医療機関に特におすすめです。

項目内容

サービス名

メディサポ

会社名

株式会社パドルシップ

公式サイト

https://paddle-ship.jp/receipt/

5.スマイル 在宅医療・訪問診療専門レセプト代行サービス

スマイル 在宅医療・訪問診療専門レセプト代行サービス

スマイルの在宅医療・訪問診療専門のレセプト代行サービスは、確実なレセプト請求を実現します。在宅医療は外来診療と異なり、診療報酬の算定が複雑で誤りが生じやすいですが、スマイルでは20年以上の経験を持つ専門アドバイザーが、算定漏れや返戻を防ぎ、収益改善に貢献します。レセプト業務はすべて代行し、スタッフの教育も不要で、外注することでミスを防ぎます。また、算定可能項目の提案も行い、クリニックはカルテ記載のみで正確なレセプトが作成できます。

項目内容

サービス名

スマイル 在宅医療・訪問診療専門レセプト代行サービス

会社名

株式会社スマイル

公式サイト

https://smile-cs.com/

医療事務代行サービス導入までの流れ

医療事務代行サービスの導入は、一般的には以下のステップで進められます。サービス会社によって違いはありますが、一般的な流れをご紹介します。

1. 問い合わせ・相談

まずは、興味のあるサービス提供会社に問い合わせを行い、無料相談を利用しましょう。インターネットの WEBサイトなどからも可能なサービスが多数あります。現状や課題、委託したい業務内容や必要としているスタッフの職種などを具体的に伝えます。

2. ヒアリング・提案

サービス提供会社の担当者が、業務内容やシステム、人員体制などを詳しくヒアリングし、最適なプランやサービス内容を提案してくれます。この段階で、料金体系や契約期間、情報の保持に関するセキュリティ対策なども確認しましょう。

3. 契約

提案内容に納得できれば、正式に契約を締結します。契約内容を十分に確認し不明な点があれば必ず解消しておきましょう。契約後の変更ができないこともあるかもしれませんので、ここで、先述したように契約後の運用体制やサポートなどもきちんと確認することをおすすめします。

4. 業務の引き継ぎ等

委託する業務の内容や手順や使用するシステムなどについて、詳細な引き継ぎを行います。必要に応じて、サービス提供会社のスタッフが使用されているシステム操作や作業の手順などを習得するための準備期間が設けられます。看護師や介護士などの場合には、現場での研修的な期間となります。

5. サービス開始

引き継ぎが完了次第、サービスが開始されます。運用開始後も定期的なミーティングや連絡を通じて、業務の進捗状況や課題などを共有し必要に応じて改善を図っていきます。繰り返し相談や改善を図っていくことで、ミスマッチを防ぎ、スムーズで長期的な運用が可能になります。

まとめ

医療機関を取り巻く環境は常に変化しており、限られたリソースの中で質の高い医療を提供し続けることは容易ではありません。特に、人材の確保から育成には、時間、コスト、そして手間がかかるため、多くの医療機関にとって大きな課題となっていることでしょう。このような状況を変え、医療機関が本来の使命である「患者さんの命と健康を守る」ことに集中できる環境をつくるための強力なサービスツールが、医療事務代行サービスです。

本記事ではおすすめの代行サービスを複数ご紹介しましたが、中でも「Remoba医療事務」は、その専門性、柔軟性、そしてコストパフォーマンスの高さで特に注目されています。多くの医療機関の課題解決に貢献し、十分な実績も有しているサービス会社です。
もし、人手不足、業務過多、コスト増といった悩みを抱えているのであれば、ぜひRemoba医療事務の活用を検討してみてはいかがでしょうか。業務の効率化、スタッフの働き方の充実、コストの最適化、そして何よりも患者さんへのより良い医療提供を実現するために、医療事務代行サービスの導入を強くおすすめします。Remoba医療事務についてさらに詳しく知りたい方、あるいは具体的なご相談をご希望の方は、WEBサイトよりお問い合わせください。資料のダウンロードも可能です。
今すぐ、興味のある代行会社に問い合わせを行ってみましょう。

この記事の監修者

柳沢智紀のプロフィール画像

株式会社Enigol

柳沢智紀

株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。

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