26院の院別損益を、タイムリーに「見える化」。神奈川最大級の歯科グループが実現した、経営に使える経理体制

26院の院別損益を、タイムリーに「見える化」。神奈川最大級の歯科グループが実現した、経営に使える経理体制

経理更新日:2026-04-08

神奈川・東京・千葉を中心に26院以上を展開し、今も成長し続けるALBAグループが、Remoba経理の導入により、その成長と組織拡大にあわせ、毎月のより精緻で経営判断に役立つ院別損益把握を実現した事例をご紹介します。

この記事のポイント

  • 26院規模で成長中でも対応。他社に「規模が大きすぎる」と断られた案件でも運用体制を構築。
  • 利益率報告の早期化を実現し、毎月安定した院別損益把握へ進化
  • 請求書の項目レベルまで精査し、正確な院別採算管理を実現
  • GASによる仕訳自動生成で、月20時間の作業時間を削減

項目

内容

企業名

ALBAグループ(医療法人社団ALBA)

企業概要

「誠実と成長を追求し、全ての人を笑顔にする」を理念に掲げる、神奈川県最大級の歯科医療グループ。2011年の開業以来、一代で神奈川・東京・千葉を中心に海外も含め26院以上へと急成長。年中無休の総合歯科診療体制と高い専門性で幅広い地域の患者さまを支え、今なお成長を続けながら業界をリードしています。

課題

拠点拡大に伴う管理体制の高度化、月次での院別損益把握、決算直前の依頼

導入サービス

Remoba経理

利用会計ソフト

freee

効果

毎月の院別利益率把握、月20時間の作業削減、投資対効果分析が可能に

導入前の課題

26院規模で委託先が見つからず、より精緻な管理体制が求められていた

ALBAグループは神奈川・東京・千葉を中心に26院以上を展開する、神奈川県最大級の歯科医療グループで成長を続けています。この規模での経理業務の外部委託を検討していましたが、「店舗数が多すぎる」と他社に断られるケースが続いていました。

事業規模の急速な拡大に伴い、管理体制のさらなる強化が求められていました。従来は仕入れを本部に一括計上し、売上按分で各院に配賦する運用でしたが、拠点数の増加により、各院の収益性をより正確に把握するための仕組みが必要になっていました。

利益率の報告も、事業規模拡大のスピードに管理体制が追いつかず、意思決定スピード向上のため、さらなる早期化が求められていました。

決算直前の相談でも、申告に間に合う形で立ち上げ

Remobaへのご相談した時期が、決算期まで約2か月という経理体制を大きく変えるには厳しいスケジュールでした。通常であれば、このタイミングでの新規受託は難しい状況です。

Remobaを選んだ理由

「金額とサービスのバランスが良く、他社が断る規模でも受けてくれた。何よりレスポンスが早い。」

ご担当者様がRemobaを選んだ決め手は、コストパフォーマンスに加え、「規模を理由に断らない」姿勢と、問い合わせへの迅速な対応でした。

加えて、「単なる記帳代行ではなく、管理会計まで見据えた提案をしてくれた」点も大きな要因です。Remobaには公認会計士・税理士が在籍し、26院規模の部門管理やfreeeの運用再設計といった複雑な論点にも踏み込める体制がありました。

導入後の効果

1. タイムリーな損益把握で、経営判断に使える数字へ

「より前倒しのスケジュールで、精緻な月次の利益率が出せるようになった。どの院で広告費がかかっているのに売上に反映されていないか、細かく分析ができるようになった。」

月次決算の早期化と効率化により、26院それぞれの損益を毎月タイムリーにかつ精緻に把握できるようになりました。各医院の特性に応じた成長および改善施策にもつながり、数字が「報告」から「意思決定につながる情報」へ変わりました。

2. 請求書の中身まで見る、正確な院別採算管理

「以前は売上按分を用いた概算値も多かったが、請求書の項目まで見て部門を振り分けてくれる。ようやく本当の部門決算ができるようになった。」

Remobaでは経理を経営の目的に合わせ正確にすべきものは愚直に正確に行います。

本件では、「複数の院に紐づく経費を含む請求書に対して、一部、売上比率で院別に按分した場合、概算値となるため、部門損益を正確に把握できない」ということがクライアントヒアリングの中でわかってきました。

そこでRemobaでは請求書1枚ごとに中身を精査し、適切な院・品目に振り分けを実施。費目の振り分け精度も改善され、また明細ごとに勘定科目を精査することで、例えば本来の用途と異なる勘定科目を使用するといったミスも解消され、より実態に即した処理が可能になった。

freeeの運用整理(品目・部門の再設計)も併せて行い、26院以上の院全体の数字がわかる会計オペレーションを構築しています。

請求書を売上比率で按分しfreeeに登録するという図解
【図解】請求書の部門配賦フローBefore
請求書を精査し明細ごとに正しい部門に振り分けfreeeに登録するという図解
【図解】請求書の部門配賦フローAfter

3. 上流プロセスから整備し、再現性のある仕組みへ

BPOでは、委託範囲の外にある前工程がそのまま残り、社内負担が減らないことも少なくありません。Remobaでは、請求書の受領・管理プロセスそのものを見直し、BPOの前工程まで含めて運用を整備しました。

ファイルのネーミングルールやデータの整理、入力ルールなど、クライアント様の経理事務員の方が迷わず業務ができるようにディレクションと支援を行い、業務全体として効率的に回る体制をつくりました。

専門性の高い業務が集中していた同社に対しては、ベストプラクティスに基づく管理フォーマットを構築。事務スタッフへの具体的な前処理アドバイスも提供し、再現性のある仕組みを作り上げました。

現在、ALBAグループでは、経理非常勤+事務員1名+Remobaというミニマムで効率的な体制で26院の経理を運用しています。社内ではPDF取得などの定型作業を担い、Remobaは専門性の高い記帳・分析業務を担当。役割分担が明確になったことで、運用の安定性も高まりました。

「PDFを取得するなどの事務作業は社内で分担。リモートでも不都合はなく、何よりタイムリーに反応してくれる。以前の税理士とは大きく違う。」

Remobaの工夫・こだわり ― 26院規模でも品質を落とさないために

ワークシート改善とGAS活用で、月20時間を削減

基幹システムからダウンロードした店舗別売上集計を、ワークシート上で仕訳形式に加工。GASによる仕訳自動作成で、26院×30日分の処理を正確かつ効率的に。

【図解】売上データ→仕訳の自動化フローBefore
【図解】売上データ→仕訳の自動化フローAfter

対話しながら前に進める、週次ミーティング

規模や状況に応じて「話しながら進めたほうがいい」場面があります。それを見極め、きめ細かなコミュニケーションを実施しました。必要なタイミングで密に対話して時には一緒に作業をすることで、短期間でも認識のズレを防ぎ、立ち上げ速度を高めました。

複数拠点の管理会計に耐える、freee運用の再設計

品目・部門の整理を行い、26院規模の管理会計に耐えうるマスタ設計を行いました。単に適当に品目を整えるのではなく、ヒアリングを行い経営判断に使える数字が出る状態を前提に設計しています。

今後の展望

ALBAグループでは今後より拡大をしていく計画です。Remobaではその成長にあわせ、より効率的で高度な経理領域の支援を行っていきます。

  • 売上資料と他データの突合による現金売上の正確性向上
  • 在庫管理対象を広げ、より細かく管理する在庫管理の高度化
  • 院ごとの投資対効果分析
  • 内部統制関連の支援

「専門性の高いBPOだからこそできる、経営支援を期待しています。」

こんな企業におすすめ

  • 急成長中、拠点増加に伴い、より精緻な収支管理が求められている
  • 税理士はいるが、経理体制構築・管理会計までは手が回っていない
  • freeeを導入したが、運用設計が固まっていない
  • 「規模が大きすぎる」と他社に断られた経験がある

まとめ

ALBAグループでは、今後の更なる成長のため、26院規模の経理体制をRemobaとともに再設計しました。請求書の項目レベルまで精査する記帳品質と、前工程からの改善提案により、毎月安定した院別損益把握を実現しました。

単なる経理代行ではなく、経営に使える数字まで整えたい企業にとって、Remoba経理は有力な選択肢の一つです。

Remoba経理

Remoba経理

会計ソフト導入から経理業務まで一任できる、オンライン型の経理アウトソーシングサービス。実務経験豊富なプロフェッショナルな経理チームがサポートし、業務効率化と経理体制の最適化を実現します。

サービス概要

Remoba経理は、クラウド会計ソフトを使ってプロワーカーに経理をアウトソーシングできるサービスです

売上・支払・経費管理、月次決算、確定申告補助まで、ルーティン業務をまるごと外注でき、クラウドソフト未導入のお客様には選定支援なども行います。

クラウド会計運用経験者など、実務経験豊富なアシスタントがチームとなり、日々オンラインで業務を進行。会計士や税理士が監督するため、導入済みのソフトはもちろん、部署をまたぐクラウドソフトとのSaaS連携も提案可能。運営会社は、IPaaSツール開発もしており、システム連携のノウハウが豊富です。経理を含むバックオフィスのデータを一元化し、業務効率化や経理体制の最適化を実現します。

主なポイント

  • コンサルタント主導で、最適なクラウド会計ソフトの導入・運用をサポート経理業務の外注に精通したコンサルタントが現状をヒアリングし、クラウド会計システムの選定・導入・運用までトータルでサポート。現行のクラウド会計システムを使う方法はもちろん、業務圧迫が課題なら「システム連携で効率化」を、帳簿管理の精度向上には「最適な会計ソフトを選び」など、業務内容や課題に合わせて解決策を提案します。システム設計に必要な要件定義策定や、導入までのWBS作成準備も不要なため、クラウド会計ソフトに不慣れでも安心です。運用を見据えて、業務フローやルールのマニュアル化、従業員説明会で社員教育を実施して、顧客側の社内体制づくりも支援します。
  • 専門家が監督のもと、一任した経理業務をチームで正確に遂行様々な経理プロとアシスタント達が専門チームを構築。実際の作業は、経理部門立ち上げや会計ソフト導入などの実務経験を持つ、優秀なリモートアシスタントが担当。売上やキャッシュフローなどの財務状況は、クラウド会計ソフトからいつでもチェック可能です。安心して月末・年度末の帳簿管理や確定申告の補助を任せられるため、コア業務に注力できます。実務の実行を行う上、経費申請後、内容のチェックから振込データ作成や、売上確認の消込みまで管理体制としてもご依頼いただけます。退職による業務停滞や横領などの不正会計といった、属人化に伴うリスクを防止できます。
  • 部署をまたぐクラウドソフト連携も支援し、経理を含めバックオフィス業務を効率化IPaaSサービスの開発経験をもとに、複数のクラウドソフト連携にも対応。メーカーを問わず、労務、営業支援、人事、給与管理システム連携など、部署をまたぐデータの一元化が可能です。経理を含むバックオフィス業務全体を可視化することで、業務効率化やビジネスにおける迅速な意思決定を支援します。
項目内容

サービス名

Remoba経理

会社名

(株)Enigol

公式サイト

https://remoba.biz/accountant

SaaS×BPOで経理業務を効率化

経理クラウドサービスの導入や運用を任せるならSaaS運用のプロ "Remoba"

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この記事の監修者

辻田和弘のプロフィール画像

株式会社Enigol

辻田和弘

東京大学経済学部を卒業後、丸紅株式会社に入社し経理部にて事業投資案件の会計面での検討、支援を行う。また子会社の内部統制の構築、IFRS導入プロジェクト、全社連結会計システム導入プロジェクトに従事。現在は株式会社Enigolを創業し、Remoba経理全体の監修を行い、スタートアップから中小企業および大企業の経理業務の最適化オペレーションの構築を担う。

資格
公認会計士
税理士

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