事務作業の増加が本来の業務に影響
・御社の事業内容を教えてください。
walkeyご担当者様(以下、walkey):当社はスタートアップ企業として、会員向けのパーソナルトレーニングサービスの提供と、リハビリ機器・トレーニング機器の販売を行っています。現在は少人数で運営しており、各分野の専門職が、営業・経理・企画などの業務を兼務しながら事業を推進しています。
・どのような課題をお持ちだったのでしょうか?
walkey:大きな課題は事務作業の負担でした。具体的には、
- パーソナルトレーニングの予約対応
- 日程変更などのメール問い合わせ対応
- 経理などのバックオフィス業務
- 土日を含む顧客対応の必要性
これらが増え続けた結果、本来注力すべき営業活動や企画立案に十分な時間が取れない状況が続いていました。
さらに、週末にも予約変更や問い合わせが入るため、休暇を確保するのが難しいという問題にも直面していました。スタートアップにとって、限られたリソースをどこに優先的に割くかは極めて重要です。しかし、このままでは担当者が疲弊し、かえってサービス品質や事業拡大のスピードが落ちてしまう懸念がありました。
・Remobaを知ったきっかけは何でしょうか?
walkey:「オンライン秘書」や「アウトソーシング」「秘書代行」といったキーワードでインターネット検索を行いました。いくつか同種のサービスと比較・検討しましたが、待機時間も含めて工数計算されるような仕組みだとコスト的な懸念がありました。その点、Remobaは業務が発生した分だけの工数管理が可能だと知り、柔軟に対応してくれるサービスとして候補に挙がりました。また、プロジェクトマネージャーがついてPDCAを回してくれるなど、サポート体制に安心感を持てたことも大きかったです。
導入して得られた効果
・Remoba導入の決め手は何でしょうか?
walkey:他社にもオンライン秘書サービスは多々ありますが、Remobaの強みは「プロジェクトマネージャーによる体制構築」と「柔軟な工数の調整」だと感じました。たとえば、他社の場合、メールを待機している時間まで工数としてカウントされるところが多かったのですが、Remobaは必要な時間だけを工数に含められる点が魅力的でした。また、チーム体制がしっかりしており、担当者が固定されていても、万が一メンバーが変更になった際には、引き継ぎがスムーズに行える仕組みが整っていると伺いました。そのため、安心してお任せできると感じたことが、決め手になりました。
・導入後、特にどのような変化がありましたか?
walkey:導入後に実感した大きな変化は以下の3つです。
1.事務負担の軽減
予約や問い合わせ対応という“ルーティンワーク”を委託できるようになり、社内メンバーは営業活動や企画立案などに集中できるようになりました。特に土日の対応を任せられることで、平日・週末ともに業務量のバランスが整い、担当者がしっかり休みを取れる環境になっています。
2.必要だった資料作成の推進
たとえば、パーソナルトレーニングには「股関節コース」「肩コース」などいくつかのプログラムがありますが、それらを一覧化する資料が必要なのに手が回らない状態でした。そういった「後回しになりがち」な作業もRemobaに依頼することでスピーディーに進み、コース内容や運用を社内で共有しやすくなりました。
3.チーム体制による依頼のしやすさ
担当者が一人に限らず、プロジェクトマネージャーを中心とした複数人の体制で業務をカバーしてくれています。そのため、依頼した内容について質問や確認が発生しても、社内で抱え込まずに済み、スプレッドシート上でタスクを可視化することで“どこまで進んでいるか”が明確になりました。
・具体的な事例はありますか?
walkey:シンプルに「土日に予約問い合わせがあったときの返信」でも大きな差が出ました。これまで私が週末ずっと待機して対応していたのが、Remobaに依頼することで休日の確保が可能になりました。さらに、資料作成の面では、プログラム内容を一覧にまとめてもらったおかげで、社内でもサービスの全体像を共有しやすくなり、新規企画のアイデアが出やすくなったと感じています。
費用対効果について
・費用面についてはいかがでしょうか?
walkey:一般的に、オンライン秘書サービスは人を雇用するよりコストが高く感じる面はあります。しかし、当社の場合はスタートアップであり、もし正社員を増やすとなると、採用・教育・福利厚生など多くの固定費が必要になります。特に、土日や早朝・深夜など不規則な時間帯に対応が必要な業態なので、人件費やシフト管理を考えるとむしろアウトソーシングのほうが柔軟でリスクが少ないという判断になりました。
また、Remobaでは待機時間を必要な分だけに絞れるので、当初想定していたより工数が抑えられ、コストパフォーマンスは高いと感じています。
今後依頼したいこと
・さらにお願いしたい業務や期待されるサービスはありますか?
walkey:まずは業務時間の柔軟なカスタマイズです。今は契約で決めた時間内で業務をお願いしているのですが、弊社には繁忙期と閑散期の差があるため、利用時間を増減できるプランがあれば、より使いやすいだろうと思います。
また、今後さらに業務範囲が拡大したとき、たとえばコールセンターのような外部受付も検討できればありがたいですね。クライアントからの問い合わせや予約を一括で外注できると、社内オペレーションを飛躍的にスムーズにできると考えています。
今後の展望やサービス利用についての感想
・人材や体制への満足度はいかがでしょうか?
walkey:Remobaのチームはプロジェクトマネージャーを中心に横の連携がしっかりしていて、依頼した業務のステータスが常に可視化されています。仮に担当スタッフが交代しても、プロジェクトマネージャーが把握してくださるので、こちらが何度も同じことを説明せずに済むのは本当に助かります。
細かい点で「こうだったらいいのに」と思うことがあった場合も、担当マネージャーさんが早い段階でフォローアップしてくれるので、安心感が高いと感じます。
・サービスを検討している方へのメッセージをお願いします。
walkey:スタートアップでスタッフが少なく、「コア業務を優先したい」という方には大変おすすめです。最初の導入時は、業務の棚卸しとマニュアル作成に多少手間がかかるかもしれませんが、それさえ整えば事務作業を丸ごと任せられる安心感があります。
弊社のように土日や夜間の対応が多い場合、柔軟なスケジュールで作業がお願いできる点はとてもありがたいですね。社内リソースが限られているところほど、アウトソーシングを導入するメリットは大きいと思います。
・今後の展望を教えてください。
walkey:弊社は今後、新コースの開発や既存プログラムのブラッシュアップなど、事業そのものを成長させていきたいと考えています。Remobaのように定型化しやすい業務をアウトソースできるパートナーを得たことで、より戦略的に「サービスの質向上」に時間を使えるのが何より大きいですね。将来的にはさらに利用範囲を広げ、事務作業のみならず広報やマーケティング支援なども含めて活用していけたらと考えています。