営業事務のスキルアップの方法
今の業務に慣れてきたら、次のステップとして意識的なスキルアップがキャリアの幅を広げます。
- 資格取得で強みを可視化する:まずはMOSや簿記など、日々の業務に直結する資格から着手すると、学びがそのまま実務に活きます。
- ツールを一段深く使いこなす:Excelの関数・ピボットテーブル、CRM/SFAの分析機能などを習得すると、作業の自動化・効率化で成果を出せます。
- 業務のマニュアル化・改善に踏み込む:自分の担当業務を手順化し、ムダを見つけて改善する経験は、後述の管理職やリーダー職への足がかりになります。
- 語学力を磨く:英語対応ができると、英文事務や貿易事務など専門性の高い領域へ道が開けます。

営業事務のキャリアパス
社内でキャリアアップされた方や、転職にチャレンジした方の職種についてご紹介します。
管理職・チームリーダーへの昇格
もっとも一般的なのが、営業事務チームをまとめる管理職・リーダーへの昇格です。業務の標準化やメンバー育成、部門間の調整といった、現場で培った段取り力と対人スキルがそのまま活きます。仕組み化などチームマネ−ジメントができる場合より高度なオペレーションマネージャーなどの職種も視野になってきます。
営業職への転身
営業担当者のサポートを通じて商品知識や提案資料の作成、顧客対応を経験するため、その延長で営業職へキャリアチェンジする人もいます。裏側を理解している元営業事務は、現場感覚のある営業として強みを発揮できます。
秘書
営業事務で磨いたコミュニケーション能力やビジネスマナー、スケジュール調整力を活かして秘書へ進む道もあります。対人対応と段取り力が評価される職種です。
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英文事務・貿易事務
語学力を身につければ、英文事務や貿易事務といった専門性の高い事務職に挑戦できます。海外取引に関わることで、キャリアの希少性と市場価値を高められます
。
専門職・他部門へのステップ
簿記を活かして経理系へ、ITスキルを活かして業務改善・情報システム系へなど、身につけたスキルを軸に他部門へ広げる道もあります。
キャリアプランの立て方・目標設定のコツ
「営業事務としてどんなキャリアプランを描けばいいかわからない」「目標が思いつかない」という声はよく聞かれます。ここでは、キャリアプランと目標を具体化するための考え方を紹介します。
まず「ありたい姿」から逆算する
10年後・5年後にどうなっていたいか(管理職として活躍したい/専門性を深めたい/営業に転身したいなど)を先に描き、そこから逆算して今年身につけるスキルや取る資格を決めると、目標が具体的になります。
目標設定の具体例
漠然と「頑張る」ではなく、行動レベルまで落とすのがコツです。たとえば次のような形です。
- スキル系:「今期中にMOS Excel Expertを取得し、月次レポートの作成時間を20%短縮する」
- 業務改善系:「担当業務のマニュアルを整備し、引き継ぎ・新人教育に使える状態にする」
- キャリア系:「受発注業務に加え、来期は資料作成・データ分析を担当できるよう任される範囲を広げる」
キャリアプランシート・面接での伝え方
キャリアプランシートや職務経歴書、面接では、「これまでの経験(実績)→身につけたスキル→今後やりたいこと」の順で整理すると一貫性のある自己PRになります。営業事務は成果が数字で見えにくい職種だからこそ、削減できた工数、防いだミス、効率化した業務など具体的なエピソードで語ると説得力が増します。
業務効率化で成果を出すには
営業事務としてスキルを発揮するうえで、業務効率化の視点は欠かせません。営業支援システム(SFA/CRM)やコミュニケーションツールの活用、マニュアル整備や定型業務の自動化を進めることで、より付加価値の高い業務に時間を使えるようになります。
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