1. 年末調整ってどんな作業?手間がかかるって本当?
年末調整ってどんな作業?手間がかかるって本当?

年末調整ってどんな作業?手間がかかるって本当?

労務 更新日:

年末調整は年末にやらなければいけない煩雑な仕事です。この記事を読めば、年末調整のやり方や失敗例がわかります。

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社会保険労務士

蓑田真吾

社会保険労務士(社労士)独立後は労務トラブルが起こる前の事前予防対策に特化。現在は労務管理手法を積極的に取り入れ労務業務をサポートしています

資格
社会保険労務士

目次

「年末調整」とは

 皆様は「年末調整」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。会社員の方は、年末または年始に「源泉徴収票」という紙をもらうと思いますが、こちらに関係してくるお話です。

会社が給与を支払うときに、従業員の給与や賞与から所得税を徴収することを「源泉徴収」というのですが、本来徴収すべき所得税の一年間の総額を再計算し、源泉徴収した合計額とあらためて比較することで、「過不足金額」を調整することを「年末調整」といいます。仮に源泉徴収を過剰にしていた場合には、年末調整によってその差額が従業員に還付される、という仕組みです。(逆に源泉徴収額が不足していた場合は、年末に差額を徴収することになります。)何故過不足が生じるのかというと、それまで毎月徴収していた源泉税額はあくまで概算であり、実際に金額が確定するのは年の終わり、つまり12月であるからです。そのため、12月になったら必ず年末調整を行い、源泉税の金額を確定させる必要があるのです。

煩雑な年末調整

 このように文章にするとやることが単純で簡単そうに見える年末調整ですが、実際の作業はとても煩雑なものです。
・まず、1年間の額面給与額・額面賞与額・給与から差し引いた社会保険料の額・給与から徴収していた源泉徴収税額を洗い出します。
(給与から住民税も徴収していると思いますが、こちらは年末調整には関係ありません)
・従業員に、扶養家族の人数や、各種保険料の金額、住宅ローンの有無や金額などが記載された各種書類を用意させます。
・用意された書類を基に税額を計算していきます。
というように、社内の担当者は従業員に書類を配り、書き方の指導、質問対応、回収物のチェックをしないといけません。そのため、非常に工数のかかる作業となり、負担はとても大きくなります。

また、年末調整は年によって様々な変更点が発生するという特徴もあります。例えば、この記事を執筆している2020年は、従業員が用意する書類である申告書の様式が変わります。2019年までは複数枚に分かれていた申告書(基礎控除・配偶者控除等・所得金額調整控除)が1枚にまとめられ、「去年と同じように記載すれば良い」というものが通用しなくなりました。
 

また、給与所得控除についても大きく変わりました。これまで給与所得控除が頭打ちになるラインは年収1,000万円だったのが、2020年からは年収850万円に引き下げられることになりました。これにより、年収が850万を超える場合は実質的な増税となります。

このように、毎年全く同じ作業をすれば良いというわけではないため、ただでさえ煩雑な処理が、より複雑になってしまうのです。

さらに、源泉税額を確定させて還付・徴収を行えば終わり…ではありません。源泉所得税を税務署に納付する必要がありますし、1年間の給与額を市区町村に報告するための「給与支払報告書」を作成・提出したりと、1月に入ってからもやらなければならない作業が残っていて、年末年始はとても忙しくなってしまうのです。

これらの作業を年末年始の短期間でやらなければならず、普段のルーティン業務に加え、負担が増えてしまいます。

年末調整の失敗例

 先述したように、年末調整は非常に複雑でややこしい処理となります。ですが、法人である以上年末調整は必須の作業であるため、やらざるを得ない…そんな風にお困りの経理担当者は多いのではないか、と思います。実は、年末調整をはじめとした煩雑な経理処理をお任せできるサービスがあるのですがご存知でしょうか。そのようなサービスを使うことで、複雑な年末調整作業を自社でやらずに済むのです。

逆に、年末調整を自社で行おうとした場合の失敗例にはどのようなものがあるのでしょうか。こちらで少し紹介したいと思います。

各種控除をし忘れた、金額を間違えた

 年末調整作業の中で最も重要と言えるのが、各種保険料や住宅ローン、扶養家族人数等に係る所得控除の計算です。
例えば生命保険や地震保険に加入している場合、支払った保険料は所得控除として、税金を計算する基礎となる所得の金額から控除することができます。保険料を支払った分、所得税の額が安くなるというわけです。ですが、支払った保険料の全額を控除できるわけではありません。保険の種類ごとに複雑な計算式が用意されていて、それに当てはめて計算する必要があります。

また、扶養家族がいれば所得控除がありますが、それも扶養家族の収入額や人数、そして本人の収入額等によって計算式が用意されております。初見では複雑すぎて悩んでしまうことでしょう。それを無理して進めようとすることで、所得控除に漏れが発生してしまったり、使用する計算式を間違えてしまったりして、結果として税額を誤ってしまう可能性は十分にあり得るのです。

従業員をつい甘やかしてしまい、あとでバタバタする羽目になる

 年末調整を行うには、従業員に申告書や保険料控除証明書、住宅ローンの資料等の各種書類を提出してもらう必要があります。ですが、これらを集めることが、年末調整の中で最も大変だと言われているぐらいで、そう簡単に全員の分が集まるわけではありません。期日を定めてもギリギリに出してくる従業員や、提出したあとで不足が発覚するパターン、さらには遅れて提出してくる従業員等…トラブルからは逃れることができません。ですが、自社の社員となるとつい甘やかしてしまう…ということが、実は多いようです。結局、設けた期日の後になってようやく全ての書類が集まり、バタバタしながら作業を進めるということになり得るのです。

昨年と同じと思い込んで作業をしてしまった

 先述したとおり、年末調整は前年と同じ処理をすればいいとは限りません。税法の改正があったり、書類の様式が変わったりして、前年以前とは別の処理を行う必要が発生することがとても多いです。しかし一見すると大きな違いは見つけられないことが多く、特に慣れた人であればあるほど手癖で前年同様の処理をしてしまいがちであると言えます。また、初心者の方であっても「前年と同じように作業をすれば安心…」と、前年の処理を真似ようとすることがあります。結果、税制改正や書式変更についていけず、年末調整で失敗してしまうという可能性は十分にあり得ます。

このように、年末調整はややこしく煩雑な作業であるが故に、失敗してしまう可能性が非常に高いです。ですが従業員への支給額に直結する部分であるため、些細な失敗であってもその影響は大きく及びます。

Remoba経理に任せればこんなに快適に

 年末調整の煩雑さは伝わりましたでしょうか。年末の忙しい時期に、こんな手間のかかる処理をやるなんて大変…そう思っている経理担当の方は多くいらっしゃるのではないかと思います。そんな皆様にお勧めしたいのが「Remoba経理」というサービスです。

「Remoba経理」とは、専属のコンサルタントとオンラインプロワーカーが経理業務を効率化し、経営の意思決定やビジネスの成長をすばやくサポートするサービスです。年末調整をはじめとする面倒な経理業務をまるっとお任せできちゃいます。

先ほど記述したとおり、年末調整は年末年始の短期間で集中的に行う必要があります。人数によっては膨大な作業量となってしまいますし、控除する保険料の量によってはより複雑になってしまう可能性もあります。そんな作業を、普段のバックオフィス業務に加えて行うのはとても大変ですし手間になってしまいます。Remoba経理は、クラウドサービスと経理に精通した専任のワーカーが効率化を実現したもので、独自の研修をクリアした経理プロフェッショナルが会計領域だけでなく、お使いの販売管理ソフト、労務ソフト等と連携し効率化を実現します。また、オンラインかつリアルタイムでの見える化を実現しており、完全オンライン化で進捗、会計データをいつでも好きなときに確認することができます。年末調整業務も、自社のやり方に沿った方法で進められ、しかも進捗をいつでも確認することができるため安心です。年末の忙しい時期にしなければならない作業をRemoba経理にお任せすれば、それだけでだいぶ負担が減ること間違いありません。経理のプロフェッショナルが作業を進めるため、完成度についても安心です。

まとめると

・年末調整は煩雑でややこしい作業であり、しかも年末年始の短期間で集中的にやらなければならないため負担が大きい
・正確な知識や経験なしな自社だけで進めようとすると、ミスや失敗に繋がってしまう可能性が高い
・Remoba経理に任せれば、経理のプロフェッショナルが作業を代行してくれるため、負担が激減する

といったところです。

年末調整が終わったら

 年末調整が一通り終われば年内・年始の経理作業はひと段落します。Remoba経理に任せれば、より安泰に進めることができるでしょう。これが終わればとりあえず安心です。しかし、経理業務はなにも年末調整だけではありません。年末調整が終わっても息つく暇なく、入出金管理、給与計算、請求書発行…といった、日々の経理業務に追われることになります。

ですが、年末調整と同じようにRemoba経理に経理業務をお任せすることが可能です。請求書の発行から入金確認、経費精算、月次決算、支払い業務まで、経理業務をまるっと請け負います。Remoba経理のポイントをいくつか挙げます。

・面倒な経理業務をすべてお任せすることで、その時間をより経営の意思決定、ビジネスの成長など重要で付加価値の高い業務に使うことができます。
・複数のオンラインプロワーカーと専属コンサルタントで経理業務を遂行していきます。経理を自社採用した場合に起こり得る、業務の属人化や、人員が退職してしまうかもしれないというリスクから解放されます。
・業務の全体設計から行うことができ、経理業務だけではなく会社全体業務効率化につながります。また業務効率化だけでなく、クラウド上にデータをもつことで、いつでもどこでも会計情報・業務の進捗状況を確認することができ、リモートワークそして更なる働き方改革の実現につながります。
・クラウドサービスを組み合わせて、いままでバラバラにあった情報を連携することで、売上、キャッシュフローの会社の経営状況、ビジネスの状況を適時に、リアルタイムで可視化することができ、より的確で、より素早い意思決定が可能となります。

このように、Remoba経理に経理業務をお任せいただくことで、さまざまなメリットを享受することができます。年末調整だけが経理の仕事ではありません。その後にもさまざまな業務が続きます。Remoba経理にお任せしてはいかがでしょうか。

まとめ

 年末調整とはどのような作業か、自社で進めるとどんな失敗が起こり得るのか、そしてRemoba経理に任せることで受けられるメリットについて簡単にですがまとめました。年末調整は12月〜1月に必ず行わなければならない業務であり、1年間の源泉税額を決定する大切な作業です。源泉税はサラリーマンにとってもっとも身近な税金であると言えますが、それを意識する機会というのは源泉徴収票を受け取る年末年始あたりだけといえます。
そんな年末調整ですが、年末のただでさえ忙しい時期に、煩雑な経理業務に時間を割かなければならないのは大変なことです。しかも失敗のリスクが高く、ミスが大きな影響を及ぼすという、まさに責任重大な業務。それを丸ごと外注化できるというのは、個々はもちろんのこと、会社全体の負担も減らすことができます。

Remoba経理は、年末調整をはじめとした各種経理業務を経理のスペシャリストが請け負うというサービスです。経理業務を一任することで、その時間をより高度な意思決定や経営のために使うことができます。業務の属人化や人員の退職リスクから解放され、組織的にも良い影響を与えます。また、クラウドサービスとの組み合わせにより、リアルタイムで現在の状況を確認できるようになるだけでなく、リモートワークの推進にも繋がります。このように、さまざまなメリットがあるのがRemoba経理です。

年末調整は、経理業務の中でもトップクラスと言っていいほどに重要で、それでいて煩雑な業務です。この労力を別のところに使うことができるというのは、非常に大きなことであるといえるでしょう。

年末調整をはじめとした経理業務を、他者に任せて乗り越えるのもアリです。年が変わるまであと少しです。この機会に、新たな試みをしてみてはいかがでしょうか。

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