人事評価システムとは
人事評価システムとは、人事評価業務の一連のフローをサポートする、主にクラウド上で機能するシステムのこと。人事評価業務は、以下のようにさまざまな項目が存在します。
・社員の目標設定
・上司との目標共有
・目標の達成具合
・評価やフィードバック
・最終評価の決定
人事評価システムは、これらの一連のフローを効率化すべく、さまざまな機能が搭載されたシステム。人事評価システムを導入することで、業務の効率化はもちろん、詳細な分析による正確な人事評価が期待できます。また人事評価の機能については、以下のようなものがあります。
・360度評価
上司のみが評価するのではなく、部下や同僚など複数の人物が対象者を評価します。
上司も部下に評価されるため、相互間のギャップを認識しやすい特徴があります。
・1on1評価
上司が部下の現状を聞きフィードバックすることで、部下の成長を促進させます。
面談のような形ではなく、対話型のコミュニケーションを重視します。
・MBO評価
企業の経営目標を社員全体と共有し、成果向上を目的とする評価手法です。
人事評価システムの基本となる機能で、多くのサービスで利用できます。
・OKR評価
目標とそれに対する主要評価によって、高い目標の達成を目的とする手法です。
企業と従業員のそれぞれに成長をもたらすことで、生産性の向上が期待できます。
・コンピテンシー評価
コンピテンシー(行動特性)を基準とした評価手法です。
社員の能力を客観的に評価しやすい特徴があります。
選ぶ時のポイント
1. 自社の評価制度に適したシステムか
自社の評価制度に合った機能があるか、必ず確認しておきましょう。人事評価システムは、提供サービスによってさまざまな機能を搭載しています。そのため、初めて人事評価システムを導入する企業にとっては、機能ばかりに目移りしがちです。
いくら機能が充実していても、自社の評価制度に合っていないシステムであれば返って使い勝手が悪くなることも。機能の多さでシステムを選ぶのではなく、自社の評価制度に適したシステムを選ぶようにしましょう。
2. 費用(コスト)はどれくらいか
初期費用や月額費用など、導入時のコストがどれくらいになるかも重要です。人事評価システムはできることが多岐に渡る一方で、ランニングコストもそれなりかかります。
できるだけコストパフォーマンスが高くなるよう、導入前にしっかり検討しておきましょう。多くのサービスは無料トライアルを用意しているため、必ず試すことをおすすめします
3. 操作性は容易か
人事評価システムの操作性も重要なポイントです。人事評価システムは、全社員が使うことになるシステム。そのためいくら機能やコストが優れていても、操作性が悪ければ社員のストレスにつながります。
選ぶポイントとしては、管理画面のUIやデータを処理のスピードなどを参考にしましょう。
さらに自社の特性に合わせてカスタマイズができると、より使いやすいシステムになります。
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