1. 【2023最新版】予算管理システムのおすすめ12選比較
【2023最新版】予算管理システムのおすすめ12選比較

【2023最新版】予算管理システムのおすすめ12選比較

経理 更新日:
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予算管理は企業にとってなくてはならない業務です。しかし、手間がかかるExcelを用いた従来の予算管理に限界を感じている方は多いでしょう。そこで予算管理システムの導入を検討している方のために、選ぶ際のポイントや特徴を解説し、おすすめの予算管理システムをご紹介します!

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目次

予算管理システムとは

予算管理システムとは、企業や組織の予算作成、集計データの分析、業績予想、レポート作成などを、効率的に行うためのシステムのことをいいます。

Excelなどの手作業で行っているものを、予算管理システムの利用によって、作成や管理の効率化だけでなく、予算達成に向けた施策の追加・変更なども、よりすばやくできるようになります。

まずは選ぶときのポイントから見ていきましょう!

パソコン作業する人

選ぶ時のポイント

予算管理システムには様々な種類があり、基本となる予算の作成や編集といった部分は同じでも、分析方法や管理方法などの部分では違いがあります。

選ぶポイントは大きく、以下3つに分類されます。

1. Excelからのデータ移行
2. 経営管理の見える化
3. 予算管理業務の効率化

それぞれにどんな特徴があり、どんな企業におすすめかをわかりやすく書いているので、選ぶ際の参考にしてみてください。

1. Excelからのデータ移行

既存のExcel業務のベースを変えずに予算管理ができることに特化したシステムです。

Excelのデータを取り込んだり、そのままExcelを利用したりすることも可能です。「これまでExcelで行ってきた管理方法や、Excelならではの使い勝手などを失わずに、そのまま利用したい」という企業、また組織が大きく、「新しいやり方を周知させるのが難しい」という大規模組織等におすすめです。

2. 経営管理の見える化

大量のばらばらなデータを収集して、予実分析から対策実行までを行うことができるシステムです。大規模組織の財務を一元的に管理できるソリューションもあり、「大量のデータを自由度高く分析したい」、「予算管理以外にも様々な場面で分析機能を利用したい」と考える企業におすすめです。

3. 予算管理業務の効率化

予算管理の作成・集計、編成、分析機能を直感的な入力で操作が可能な予算管理システムです。「管理方法は多少変えても問題なく、もっと効率的に予算管理を実現したい」といった企業におすすめです。中堅・大規模組織での利用はもちろん、目標達成のためにチームで利用・共有するなど、中小企業やチームでの導入がしやすい料金設定となっているものもあります。

おすすめ12選

1.BizForecast(ビズフォーキャスト)

BizForecast

(画像元:BizForecast公式Webサイト)

「BizForecast」は"脱Excel"ならぬ"活Excel"をコンセプトに、Excelの操作は変えずにデータ収集スピードを高速化でき、柔軟で使い勝手の良い集計・分析ができるのが特徴です。

また、海外拠点との連携もスムーズに行えたり、業種を問わず手厚いサポートがついていたりと、安心して利用できます。

運営会社

プライマル株式会社

特徴

Excelベースでの導入が可能

業種を問わず手厚い導入サポート

IFRS(国際会計基準)に対応

料金形態

別途問い合わせ

(原則としてライセンス価格+導入コンサルティング費用、システムの運用環境構築後はライセンス保守費用が必要)

提供形態

クラウド / SaaS / ASP / パッケージソフト / サービス

公式サイト

https://www.primal-inc.com/product/bizforecast/

2.Oracle EPM Cloud-Planning

Oracle EPM Cloud-Planning


(画像元:Oracle EPM Cloud-Planning公式Webサイト)

「Oracle EPM Cloud-Planning」は、データの収集や計算だけでなく、シミュレーションやレポート作成までトータルで対応してくれるなど、様々な機能がついているのが特徴です。

また、既存のExcelのデータを取り込めるため、Excelベースでの管理からの移行も容易です。

国内外問わず10,000社に導入される実績のあるシステムであることから、安心して利用することができます。

運営会社

日本オラクル株式会社

特徴

Excelベースでの導入が可能

シミュレーションやレポート作成など機能が豊富

短期導入・段階的拡張も可能

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://www.oracle.com/jp/performance-management/

3.Sactona(サクトナ)

Sactona

(画像元:Sactona公式Webサイト)

「Sactona」は、Excelそのままの画面設計のため、新たに操作方法を覚える必要がなく、導入、運用までスムーズに行えるのが特徴です。

また、データの取り込みやレポート出力がワンクリックで可能で、迅速な自動処理ができ、業務の効率化にもつながります。

知識がなくても簡単に操作できるシステムなので、導入後も安心して利用ができます。

運営会社

アウトルックコンサルティング株式会社

特徴

Excelの機能は100%利用可能

ユーザー数、データ量の増大にあわせて拡張可能

日本の先進企業に磨かれたノウハウが標準機能

IFRS(国際会計基準)にも対応

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド / パッケージソフト / オンプレミス

公式サイト

https://www.outlook.co.jp/top/sactona/

4.STRAVIS(ストラビス)

STRAVIS

(画像元:STRAVIS公式Webサイト)

「STRAVIS」はグループ経営を支えるプラットフォームとなっているのが特徴です。

連結・単体経営管理業務に標準で対応しており、部門別予算編成や、実績との比較分析、多軸収益分析や個社仕訳管理など、あらゆる業務での活用が可能です。

また、Excelで収集しているデータを全てオンラインで効率的に収集し、多様なツールで分析、加工することも可能になっています。

運営会社

株式会社電通国際情報サービス

特徴

あらゆる業務での活用が可能

様々な連結・単体経営管理業務に標準機能で対応

使い方だけでなく法制度対応に関するサポートも手厚い

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

オンプレミス / クラウド / パッケージソフト

公式サイト

https://www.isid.co.jp/stravis/

5.iFUSION(アイフュージョン)

iFUSION

(画像元:iFUSION公式Webサイト)

「iFUSION」は、Excelそのままの画面設計で使用可能で、システム設計が自由に行えるのが特徴です。

ワンクリックでデータの収集からレポート作成ができるのはもちろん、データ収集時のエラーチェックや自分自身で組織や権限等の設定ができたり、様々なツールが利用できます。

運営会社

株式会社インプレス

特徴

データの収集からレポート作成まで自動化

自身で組織や権限等の設定が可能

料金形態

クラウド:月額100,000円〜

オンプレミス:2,500,000円

提供形態

オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS

公式サイト

https://www.imprex.co.jp/product/ifusion_details.html

6.Workdayエンタープライズプランニング

Workday エンタープライズプランニング

(画像元:Workday公式Webサイト)

Workday エンタープライズプランニングは、予算管理を含め、シュミレーションや分析機能など予算管理に便利な機能を備えたシステムです。

米国売上Top500社の過半数で導入実績のあるクラウド提供企業であり、Gartner社(IT分野を中心とした調査・助言を行う企業)が、業績管理ITツールで最上位評価されているクラウドシステムです

運営会社

Shearwater Japan株式会社

特徴

Excel集計から脱却することにより、予算管理の時間を最大90%削減可能

ビジネスのPDCAの高速化が可能

外部システムとの連携にも強い

料金形態

月額20万円程度~

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://www.workday.com/ja-jp/products/enterprise-planning/overview.html

7.bixid(ビサイド)

bixid

(画像元:bixid公式Webサイト)

「bixid」は、月次毎のキャッシュの見える化に対応していたり、一目で経営状況を把握できたり、「経営の見える化、強靭化」に特化しているのが特徴です。

会計ソフトのデータを取り込み、自動で経営計画を策定でき、販売計画や借金返済計画などのシュミレーションも可能になっています。

また、アシストロボットの「bi-bo(ビーボ)」が確認すべきポイントを解説してくれるため、財務が得意でない方も安心して利用できます。

運営会社

株式会社YKプランニング

特徴

スマートフォンでも手軽にアクセス可能

経営の見える化に特化

財務の知識がなくても利用可能

料金形態

30日間無料お試し可能

その後は別途問い合わせ

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://bixid.net

8.Loglass(ログラス)

Loglass

(画像元:Loglass公式Webサイト)

「Loglass」は数値の変更箇所を認識できる変更ログ機能を標準で搭載しているのが特徴で、数値管理の工数を大幅に削減できます。

外部ソフトとの連携に力を入れており、財務会計ソフトや経費精算ソフトなど、国内で数多く利用されているソフトウェアへの対応が可能です。

また、Loglass上でコメントのやり取り・保管ができるなど「Loglass」独自のツールがあるのも強みといえるでしょう。

運営会社

株式会社ログラス

特徴

数値の変更箇所認識、変更ログ機能を標準で搭載

管理会計ルールの変更にも柔軟に対応

会計ソフトよりワンクリックで統合可能

「経営会議で質の高い議論ができること」を目指し、情報を全て一元管理。

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://loglass.jp

9.予算会計エクスプレス

予算会計エクスプレス

(画像元:予算会計エクスプレス公式Webサイト)

「予算会計エクスプレス」は費用予算を入力するだけで、作成が難しいB/S、C/F、資金の予算作成や着地予想が自動で作成可能なのが特徴です。

また、入力画面は運用に合わせて、調整ができ、会計科目だけではなく非会計科目のような数値項目を設定したり、計算式を組み込むといったことも可能です。

運営会社

TAKARA&COMPANY グループ 株式会社スリー・シー・コンサルティング

特徴

B/S C/F予算、月次資金計画ができる特許取得のシステム

複式簿記の採用により、正確な予算財務表の作成が可能

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://yosankaikei.jp

10.Anaplan(アナプラン)

Anaplan

(画像元:Anaplan公式Webサイト)

「Anaplan」は、250を超える計画業務のテンプレートがあり、中期経営計画やサプライチェーン計画などのテンプレートを利用できるのが特徴です。

また、複数のシミュレーションでの比較や、日次、月次など時間軸別での計画、複数通貨での計画など、様々な機能がついています。

運営会社

Anaplan Japan株式会社

特徴

250を超える計画業務のテンプレート

日次、週次、月次、年次などの時間軸で計画が可能

複数のシミュレーションをし、簡単に比較が可能

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド

公式サイト

https://www.anaplan.com/jp/

11.DIGGLE(ディグル)

DIGGLE

(画像元:DIGGLE公式Webサイト)

「DIGGLE」では独自の予算設計により、科目と明細を紐づけることで、経営管理者と事業部間のコミュニケーションを効率化できるのが特徴です。

基本的にはどの会計ソフトとも連携することが可能で、予算策定・予実差異分析・着地予測、さらにそれらのレポーティングまでを、一体で管理できます。

運営会社

DIGGLE株式会社

特徴

基本的にはどの会計ソフトでも連携可能

独自の予算管理で「勘定科目」と「明細」を紐付け

予算策定・予実差異分析・着地予測、を一体で管理可能

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://diggle.jp

12.クラウドERP freee

クラウドERP freee

(画像元:クラウドERP freee公式Webサイト)

クラウドERP freee」は、財務データを自動で集約・分析し、リアルタイムに出力することができるのが特徴です。

リアルタイムな経営データの把握によって、いま注力すべきポイントを把握し、予実差異を減らす経営の意思決定をすばやく行えます。

また、「部門別」「プロジェクト別」「取引先別」など様々な角度から予実管理ができることも強みといえるでしょう。

運営会社

freee株式会社

特徴

リアルタイムな経営データを把握

freee上にあるさまざまな財務情報を1クリックで取得可能

料金形態

別途問い合わせ

提供形態

クラウド / SaaS

公式サイト

https://www.freee.co.jp/cloud-erp/professional/budget-control/

まとめ

本記事では、予算管理システムについての概要と選ぶポイント、おすすめの予算管理システムについてを紹介しました。

予算管理業務には、Excel管理から脱却したい、業務システムがバラバラ、企業の成長にシステム性能が追いつかないなど、多種多様な課題が存在しています。

選定は自社の事業規模や業種業態、予算策定に加え、会社の課題等によっても異なります。さまざまな観点からの検討を行い、自社に合った予算管理システムを見つけましょう。

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この記事の監修者

辻田 和弘のプロフィール画像

株式会社Enigol

辻田 和弘

東京大学経済学部を卒業後、丸紅株式会社に入社し経理部にて事業投資案件の会計面での検討、支援を行う。また子会社の内部統制の構築、IFRS導入プロジェクト、全社連結会計システム導入プロジェクトに従事。現在は株式会社Enigolを創業し、Remoba経理全体の監修を行い、スタートアップから中小企業および大企業の経理業務の最適化オペレーションの構築を担う。

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