年会費 | 1,100円(税込) |
還元率 | 0.50%~2.00% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 56日 |
特徴 | 有効期限のない「永久不滅ポイント」 |
公式サイト | セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスR・カード |
事業をスムーズに行うためにも必須ともいえる法人向けクレジットカード。法人向けクレジットカードを使うことで、事業資金の管理や経理などの事務処理が楽になります。本記事では、大企業だけではなくベンチャー企業にもおすすめできる法人向けクレジットカードを10枚紹介します。
事業をスムーズに行うためにも必須ともいえる法人向けクレジットカード。法人向けクレジットカードを使うことで、事業資金の管理や経理などの事務処理が楽になります。本記事では、大企業だけではなくベンチャー企業にもおすすめできる法人向けクレジットカードを10枚紹介します。
・スタートアップ直後でも審査に受かりやすいカードを知りたい
・資金繰りを安定させたい
・いま使っているクレジットカードを見直したい
このような方におすすめの内容となっています。
法人向けクレジットカードの作成を検討しているならば、ぜひ最後までご覧ください。
法人向けクレジットカードとは、「株式会社」「有限会社」などの法人、もしくは個人事業主に向けて発行されるカードのことです。個人向けの引き落とし口座と違い、法人名義の口座から引き落とされます。個人事業主の場合は、屋号付の口座からの引き落としです。個人向けクレジットカードと違い利用可能枠が高額になっており、法人カードでしかできないような支払いが可能になります。
また、社員に対してクレジットカードを発行し、決済は会社の口座からといった使い方もできます。
法人向けクレジットカードを作るメリットは、主に3つあります。
法人向けクレジットカードのメリット1つ目は、「経費精算に使えること」です。ちなみに、個人向けクレジットカードを使い経費精算すると、場合によっては利用停止になる可能性があります。
例えば、個人向けクレジットカードの代表格「楽天カード」の会員規約には、次のような記載があります。
“会員は、現金化を目的として商品・サービス等の購入等にクレジットカードご利用可能枠を利用することはできないものとします”
要は、「販売用に商品を買ったり、仕入れのためには使えません」ということです。
一方、法人向けクレジットカードであれば規約違反の心配はありません。商品の仕入れ、通信費、配送費、広告費など幅広い経費精算に利用できます。ポイントも経費精算に使えるため、一石二鳥といえるでしょう。
メリットの2つ目は「経費精算に便利」であることです。個人向けクレジットカードの場合、利用者は本人に限られます。一方、法人向けクレジットカードならば社員にクレジットカードを持たせることが可能です。社員にクレジットカードを持たせ、出張時の交通費や宿泊費の精算に使えば、経費精算の手間が省けます。
現金で支払い領収書を毎回切るのは社員も手間ですし、経費精算する側も処理が増えて面倒でしょう。経費精算用に現金を準備する必要もありません。法人向けクレジットカードを使えば、立て替えの手間自体を省けます。
メリットの3つ目は「キャッシュフローに余裕ができること」です。法人向けクレジットカードで経費を決済することで、支払期限に猶予を持たせられます。銀行口座に現金が残ることで、キャッシュフローに余裕が生まれます。
要するに、「仕入れは早く、支払いは遅く」するのがポイントです。特にスタートアップ直後のベンチャー企業などにおいては、法人向けカードが効果を発揮するでしょう。
法人向けクレジットカードのデメリットは「基本的に年会費がかかる」ということ。個人向けクレジットカードの場合は、年会費無料のカードもたくさんあります。
一方、法人向けクレジットカードの年会費は基本的に有料か、あっても「初月のみ無料」というところがほとんどです。年会費は長い目で考えると大きな出費となるため、デメリットであるといえるでしょう。
法人向けクレジットカードを選ぶ際のポイントは、大きく分けて3つあります。
どのクレジットカードにするか迷っている方は、以下のポイントを参考にするといいでしょう。
法人向けクレジットカードでは、たいていの場合は年会費が発生します。
しかし、中には「初年度無料」「条件により無料or割引」「経費精算可能」などを特典としている会社もあります。少しでも年会費を抑えたいのであれば、このような特典のあるクレジットカードを選ぶといいでしょう。
カード利用時におけるポイント還元率も重要です。
例えば、クレジットカードの還元率が1%で年間利用額が100万円だった場合、年間1万円の節約が可能。還元率が高いほど節約につながるため、クレジットカードを選ぶ際には無視できない存在です。
資金繰りを楽にするため、キャッシュフロー期間が長いクレジットカードを選ぶのもポイント。キャッシュフローの期間が長いほど、それだけ手元に資金が残るためキャッシュバランスが安定します。
例えば、クレジットカードの締め日が月末、支払日が翌月27日であればキャッシュフローは57日です。(1ヶ月=31日換算時)キャッシュフローの長いクレジットカードを選ぶことで、安定した資金繰りができるでしょう。
スタートアップ直後で資金に余裕のないベンチャー企業などにおいては、特に参考にしたいポイントです。
クレジットカードを選ぶポイントとして、「年会費」「還元率」「キャッシュフローの長さ」の3つを紹介しました。
これらのポイントを踏まえた上で、ベンチャー企業におすすめのクレジットカードを10選がこちらです。
年会費が1,100円(税込)と、同業他社と比べて割安なのが特徴。スタートアップ直後の作成に最適で、登記簿や決算書がない場合も申し込めます。
また、セゾンカードのポイントプログラムは有効期限のない「永久不滅ポイント」。ポイント失効の心配がなく、貯まったポイントはマイルにも交換可能です。
年会費 | 1,100円(税込) |
還元率 | 0.50%~2.00% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 56日 |
特徴 | 有効期限のない「永久不滅ポイント」 |
公式サイト | セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスR・カード |
出張時に役立つサービスが多く、アメリカン・エキスプレスJALオンラインによりJAL国内線を法人価格で利用できます。
年会費 | 13,200円(税込) |
還元率 | 0.50% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 49日 |
特徴 | ビジネス情報サービス「G-Search(ジー・サーチ)」を利用可能 |
公式サイト | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード |
一律の利用限度に制限がないため、予期せぬ高額出費が発生した際も安心です。
ゴールドカードならではの「プロテクション・サービス」も特徴。病気、ケガなどで予定していた出張がキャンセルとなった際、キャンセル料を補償する「キャンセルプロテクション」。購入した商品の破損や盗難を補償する「ショッピングプロテクション」などです。
また、全国200ヵ所以上あるコワーキングスペースやシェアオフィスも無料で利用できます。
年会費 | 36,300円(税込) |
還元率 | 0.50% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 49日 |
特徴 | 一律の利用限度に制限なし ゴールドならではのプロテクションサービス |
公式サイト | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード |
年会費が1,375円(税込)と割安なので、少しでも年会費を抑えたい企業におすすめです。
ポイント還元率は基本0.50%ですが、対象のコンビニやファーストフード店を利用することで2.50%まで上がります。
年会費 | 1,375円(税込)※初年度は無料 |
還元率 | 0.50%~2.50% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 57日 |
特徴 | 年会費が安い コンビニ利用で還元率2.50% |
公式サイト | 三井住友ビジネスカード for Owners クラシック |
「三井住友ビジネスカード for Owners クラシック」との大きな違いは、ショッピング補償がつくこと。商品の購入日から翌日200日以内であれば、盗難・破損の補償がつきます。
また、旅行保険は国内・海外問わず最大5,000万円。国内外問わず、出張が多い方におすすめです。
年会費 | 11,000円(税込)※初年度は無料 |
還元率 | 0.50%~2.50% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 57日 |
特徴 | ゴールドカードでも年会費が割安 ショッピング補償がつく |
公式サイト | 三井住友ビジネスカード for Owners ゴールド |
ベンチャー企業におすすめのクレジットカードの6つ目は「JCB法人カード」です。年会費が1,375円(税込)と格安で、さらに初年度は無料。貯めたポイントはAmazonポイントにも交換できるため、経費がお得に活用できます。
また、ETCカードを複数作ることも可能。交通費の経費精算が楽になるので、車での外回りが多い社員に待たせておくと便利でしょう。
年会費 | 1,375円(税込)※初年度無料 |
還元率 | 0.47%~1.49% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 57日 |
特徴 | 年会費が割安 ETCカードを複数作れる |
公式サイト | JCB法人カード |
ゴールドカードですが、初年度の年会費は無料です。
旅行保険の補償額も国内最大5,000万円、海外最大1億円とJCB法人カードに比べ大幅にアップ。(JCB法人カードは国内外最大3,000万円)
年会費 | 11,000円(税込)※初年度無料 |
還元率 | 0.50%~1.50% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 57日 |
特徴 | ゴールドでも初年度無料 会計freee&弥生と連携 |
公式サイト | JCBゴールド法人カード |
年会費は高めですが、カードのステータスは高く、事業拡大を目指す経営者であれば所有しておいて損はありません。追加カードの発行も無料なので、社員にもカードを持たせておけば経費精算が楽になります。
ちなみに、ダイナースクラブのポイントは有効期限がありません。ポイント失効を心配する必要がないため、安心して活用できるでしょう。
年会費 | 29,700円(税込) |
還元率 | 0.40%~1.00% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 57日 |
特徴 | 追加カード発行無料 ステータスが高い |
公式サイト | ダイナースクラブビジネスカード |
楽天プレミアムカード(個人向けカード)とセットで発行されるため、個人用とビジネス用でそれぞれ分けられます。
楽天ビジネスカード最大の魅力は、高い還元率とその汎用性。商品の購入は「楽天市場」、ホテルの予約は「楽天トラベル」、電気の利用は「楽天エナジー」など、さまざまな用途でポイントが貯まります。
年会費 | 2,200円(税込) |
還元率 | 1.00%~5.00% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 57日 |
特徴 | 高い還元率 汎用性の高い楽天ポイント |
公式サイト | 楽天ビジネスカード |
年会費は55,000円(税込)と安くありませんが、それに見合うだけの特典があります。
9,999万円までの高額決済が可能で、経費や納税での決済でもポイントが貯まります。(条件あり)また、年会費も経費として計上できるためスタートアップ企業にもおすすめです。
他にも、世界中の空港ラウンジが無料で使えたり、ラグジュアリーホテルを会員価格で宿泊できたりと、出張に便利な特典も豊富。
年会費 | 55,000円(税込) |
還元率 | 1.00% |
キャッシュフロー(1ヶ月を31日で換算) | 53日 |
特徴 | 高額決済向け ステータスが高い |
公式サイト | ラグジュアリーカード(チタン) |
ここまでベンチャー企業におすすめの法人向けクレジットカードを10枚紹介してきました。法人向けクレジットカードを活用することで、資金繰りが楽になりキャッシュバランスが安定します。法人向けクレジットカードを選ぶ際は、「年会費」「還元率」「キャッシュフロー期間」を参考にしましょう。
本記事の内容を参考に、ぜひ法人向けクレジットカードを申し込んでみてはいかがでしょうか?