成長とともに増加する業務負担
・まずは御社の事業内容についてお聞かせください。
弊社は、「移動の進化を後押しする」というビジョンのもと、クラウド型の車両管理システムを提供しています。お客様の車両に取り付けるデバイスと、月額ライセンスのサブスクリプションモデルで運行管理やデータ分析を行うことができます。現在、グローバルで最も利用されるモビリティデータプラットフォームの実現を目指し、日々業務に取り組んでいます。
・Remobaを導入する前はどのような課題がありましたか?
スタートアップの急成長に伴い、1名体制で業務を回していた時期がありました。デバイスの出荷作業、委託業者とのやり取り、取付業者の対応などのタスクが複雑化し、業務負担が増加。属人化が進むことで、業務の抜け漏れやミスのリスクが高まり、特に出荷関連のインシデントに対して不安を抱えていました。短期間で業務量が急増する中、日々の対応に追われる毎日だったのです。
Remoba導入の決め手
・数あるサービスの中からRemobaを選んだ理由は?
前任のマネージャーが複数のアウトソーシングサービスを比較検討し、その中でRemobaを選んだ決め手は、柔軟な対応と営業担当者の対応の良さでした。スタートアップでは業務の変化が激しく、スピード感を持って対応できるパートナーが不可欠です。Remobaはそうした要件を満たしていると判断しました。
・導入時のスムーズさはいかがでしたか?
業務の複雑さから導入当初は不安もありましたが、Remoba担当者がマニュアルを細かく確認し、一つひとつの業務を確実に習得してくださいました。3ヶ月〜半年ほどで運用が軌道に乗り、ダブルチェック体制の構築も進んだ結果、安心して委託できる環境が整いました。
業務改善と効率化の実感
・Remoba導入後、どのような変化がありましたか?
導入から半年ほどで、Remoba内でのダブルチェック体制が確立され、私はイレギュラー対応や新デバイスのオペレーション構築など、より重要度の高い業務に専念できるようになりました。結果として業務効率が飛躍的に向上したと感じています。
また、標準化が進んだことで属人化が防げるようになり、突然の人員変更があってもスムーズに業務を継続できる体制が整いました。
・チーム全体の生産性向上にも影響はありましたか?
はい。業務が分業化され、マニュアルも整備された結果、急な退職などが発生しても業務を滞りなく回せるようになりました。特に、定例ミーティングでRemobaからの提案を取り入れながら業務フローを見直すことで、より効率的な運用が可能になりました。
課題と今後の期待
・Remobaに今後期待することはありますか?
大きな課題はありませんが、業務の均一化にはまだ改善の余地があると感じています。契約内容の複雑さや出荷管理の仕様変更などに対応するには、より俯瞰的に業務全体を管理できる仕組みがあると理想的です。たとえば、視覚的にフローを把握できるドキュメントや、リアルタイムで業務状況を確認できる仕組みがあると、さらに効率が高まると思います。
・最後に、Remobaのサービスを振り返って感じたことを教えてください。
Remobaは、ただのアウトソーシングではなく伴走してくれるパートナーだと感じています。業務改善の提案やトラブル時の素早い対応など、柔軟にサポートしていただいているのが大きいですね。特に過去にミスが発生した際、Remoba側で勉強会を行い、再発防止策を徹底してくれたのはとても印象的でした。
今後も成長に合わせて環境を整備しながら、一緒に前進していきたいと考えています。