1. 【2023年最新】社労士が選ぶべき転職エージェントおすすめ9選|社労士の転職事情
【2023年最新】社労士が選ぶべき転職エージェントおすすめ9選|社労士の転職事情

【2023年最新】社労士が選ぶべき転職エージェントおすすめ9選|社労士の転職事情

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社労士(社会保険労務士)の方々も転職する際には、他の社労士と同じ土俵にたち勝負する必要があります。社労士としての経験値はたくさんあっても、転職活動のノウハウがわからないという方々が多く、転職エージェントをどううまく使いこなすかということはかなり大事な鍵です。今回は社労士の方に向けて、おすすめの転職エージェントとその選び方を解説しています。

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目次

社労士に強い転職エージェントの選び方

社会保険労務士の転職に勝つためには、社労士の転職に強い転職エージェントを選ぶことが大事です。
そこで、以下のようなポイントに注目してみましょう。

キャリアコンサルタントとの相性がいい
キャリアコンサルタントはどの程度社労士の知識をもっている?
どの転職エージェントに登録する?

キャリアコンサルタントとの相性がいい

転職エージェントは、転職サイトとは違い、キャリアコンサルタントが在籍し、様々な転職案件を紹介してくれたり、転職活動のノウハウをアドバイスしてくれたりします。

転職活動のノウハウがない……という方々がほとんどでしょうし、やはり社会保険労務士の方々が利用すべきはコンサルタントのいない転職サイトではなく、転職エージェントということになるのではないでしょうか。

しかし、転職エージェントを利用すればすべてOKということではありません。それぞれ転職エージェントのキャリアコンサルタントにも相性の良し悪しがあるからです。

キャリアコンサルタントの出来不出来もあるのですが、出来のいいキャリアコンサルタントでも、あなたとの相性がしっくりこないことはあります。

転職エージェントを利用して、キャリアコンサルタントと二人三脚で内定へとまっしぐらに進んでいくためには、相性がばっちり合ったキャリアコンサルタントを選ぶことが大事です。

それを判断するポイントは、

  • 条件にピッタリ合った求人案件を多く紹介してくれるか
  • 相談や連絡がスムーズにとれるか
  • 自分の意図することを察してくれるか

あたりです。それができていないキャリアコンサルタントであれば、

  • キャリアコンサルタントを変えてもらう
  • 他の転職エージェントを利用する

ことも検討してみましょう。

ただ転職エージェントに登録しているという受け身スタイルではなく、社会保険労務士の方々自身が主体にたち、厳しい目線をもつことも大事です。

キャリアコンサルタントはどの程度社労士の知識をもっている?

社労士は資格取得が必要であり、誰もが気軽にできる仕事ではありません。ですから、それぞれ転職エージェントにおいて、キャリアコンサルタントが社労士の方々を担当するケースもそれ程多い訳ではなく、社会保険労務士という仕事がどのような仕事なのか理解していないコンサルタントも中にはいます。

転職者全般ととらえ転職をサポートしてくれることでも、転職は充分成功できる確率はありますが、より精度を高めるためには、社会保険労務士のノウハウをもっているキャリアコンサルタントにサポートしてもらうことが大事です。

どの転職エージェントに登録する?

もちろんキャリアコンサルタントだけでなく、それぞれ転職エージェントにそれぞれの違いがあります。

社会保険労務士に強い転職エージェントもあれば、それ程でもない転職エージェントもあります。社労士に強い転職エージェントがどこか、ネットでリサーチすることも大事です。結果、数点選択肢は出てきてしまうでしょう。

そのようなとき、転職エージェントを併用することがおすすめです。複数転職エージェントに登録をしておいて、自分の相性が良くない、いまひとつサービスがピンとこない、社労士の転職に強くないことを感じたら、利用を中止すると言った使い方でも問題はありません。

社労士におすすめの転職エージェント9選 

ヒビコレ

ヒビコレ
公式サイト:https://www.1150job.com/
ヒビコレは、国内唯一の社労士特化型転職エージェントです。求人数は他の総合求人サービスに比べたら劣りますが、社労士転職を目指す人にとっては特化型のヒビコレを利用するメリットは大いにあると言えるでしょう。
  1. 社労士特化の転職サイト: このサイトは、社労士に特化した転職サイトであり、国内唯一の社労士特化型サービスです。社労士資格を保有する方々の転職ニーズに特に焦点を当てています。
  2. 総務人事・社労士の転職支援体制の大規模な展開: 株式会社ヒビコレは、総務人事および社労士領域に関連する会社と多くのアライアンスを組んでおり、転職支援体制を大規模に展開しています。これにより、求職者にとって適切な転職機会を提供することが可能です。
  3. 幅広い知識と経験の獲得機会: 当事務所が保有する会計士、税理士、社労士、中小企業診断士の資格を持つ専門家が、様々な顧客の相談に対応しています。これにより、求職者は働きながら幅広い知識と経験を身につけ、真の専門家として成長する機会を提供されます。

ビズリーチ

ビズリーチ

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

ビズリーチは、ステップアップを目指す高い層の転職を支援するサービスで、高待遇の求人が取り扱われ、上層部への登用も期待できる特徴があります。

  1. ミドル層以上に特化:ビズリーチは主にミドル層以上のキャリアを持つ人々を対象としています。高い経験とスキルを持つ人々に特化した求人を提供し、キャリアアップの機会を提供します。
  2. 有料サービスで更に有利に:有料サービスを利用することで、スカウトされる機会を増やすことができます。有料プランに登録することで、求人企業からのアプローチを受ける確率を高めることができます。
  3. 総務部門の幹部としての入社も見込める:特に総務職において、幹部としての入社が期待できるケースが多いです。求人企業からのスカウトが、幹部候補としてのポジションを提案することもあります。

人事転職ドットコム

人事転職ドットコム

公式サイト:http://www.hr-jac.com/

人事転職ドットコムは、人事・労務職への転職を希望する方々にとって、大手・優良企業の求人情報へのアクセスや業界知識に裏打ちされた専門的なサポートを提供する信頼性の高い転職エージェントです。

  1. 25年以上の実績がある: この転職サイトは、25年以上にわたる実績を持つ老舗の転職エージェントです。その長い歴史から、多くの求人情報と人事・労務職の転職事情に関する豊富な知識を蓄積しています。
  2. 非公開求人が見れる: 人事転職ドットコムは非公開求人を含む、幅広い求人情報を提供します。非公開求人は一般に一般公開されないため、他の求人サイトでは見つけるのが難しい求人情報にアクセスできる点が魅力的です。
  3. 業界に詳しいコンサルタントが在籍: このサイトには、人事・労務職の業界に詳しい経験豊富なコンサルタントが在籍しています。コンサルタントは求職者の転職目的や希望、経歴、能力、適性、そして最新の求人動向を熟知し、キャリアプランを提案してサポートします。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントは、ミドルクラス以上の求職者を対象とし、外資系企業や国内大手企業と幅広いネットワークを持っています。

  1. 事業戦略の分析活用:JACリクルートメントは事業戦略の分析結果を求職者の転職支援に活かしています。これにより、求職者のキャリアや適性に合った企業を提案し、成功への道筋を描くサポートを行っています。
  2. 非公開求人の豊富さ:エージェントは非公開求人を重点的に提供しており、公開求人に比べて高い割合で非公開求人を取り扱っています。これにより、一般には知られていない魅力的な求人を紹介することが可能です。
  3. 高品質なキャリアアドバイザー:JACリクルートメントは高いキャリアアドバイザーの質を備えており、求職者のニーズに合った適切なアドバイスと情報提供を行います。キャリアアドバイザーは求職者との密なコミュニケーションを通じて、最適な転職先の選定や交渉を支援します。

doda

doda

公式サイト:https://doda.jp/
dodaは国内最大級の転職エージェントであり、求人数の多さと厚いサポート環境が魅力です。
求人数の多さ:非公開求人を含めて20万件以上の求人が登録されています(2023年時点)。様々な求人から自分に合った転職先を見つけることができ、未経験者を受け入れている転職先も見つけやすいでしょう。
専任キャリアアドバイザー:dodaでは専任のキャリアアドバイザーが転職活動全体をサポートしてくれます。企業への応募書類の作成・提出や日程の調整、条件交渉などがサポートの範囲に含まれます。キャリアアドバイザーとはメールや電話だけでなく、LINEでも気軽に相談することができます。
採用プロジェクト担当者によるサポート:キャリアアドバイザーだけでなく、採用プロジェクト担当者も存在し、それぞれからサポートを受けることができます。採用プロジェクト担当者は求人企業と密接に連携しており、求人企業が求める人材像を明確に理解しているため、面接対策などの的確な情報を共有してもらえます。

人事の転職

人事の転職

公式サイト:https://hr-tenshoku.jp/
人事の転職は、株式会社HRビジョンが運営する人事・労務領域の転職を支援する転職エージェントです。
キャリア成長支援プログラムの提供: この転職サイトは、求職者のキャリア成長を支援するプログラムを提供しています。専門的なトレーニング、セミナー、ワークショップなどを通じて、求職者のスキルや知識の向上を促進し、キャリアの成長をサポートします。これにより、新しい職場での成功への準備が整えられます。

  1. 専門家による転職サポート: 人事の転職に特化した転職サイトであり、人事領域での経験豊富な専門家との密な連携が特徴です。これにより、求職者と企業のマッチングを効果的に行い、適切な転職機会を提供します。
  2. 企業文化や価値観のマッチング重視: 人事の転職において、求職者と企業の文化や価値観のマッチングが非常に重要です。このサイトは、この点に特に注意を払い、求職者が自身の価値観に合った環境で働けるように配慮しています。
  3. 業界情報の提供: 最新の人事トレンドや業界情報を提供し、求職者のキャリアを発展させるサポートを行います。これにより、求職者は常に業界の最新動向に適応し、競争力を保つことができます。

type転職エージェント

type転職エージェント


公式サイト:https://type.career-agent.jp/
type転職エージェントは、実績豊富な担当者との相談ができ、キャリアアドバイスを受けたい方や東京都在住の方に特におすすめの転職エージェントです。

  1. 老舗転職エージェントならではの実績:type転職エージェントはサービス開始から19年、累計31万人以上の転職を支援してきたエージェントで、長年の経験と実績が転職者に対して信頼性のあるサポートを提供します。
  2. 実績豊富なキャリアアドバイザー:このエージェントには実績豊富なキャリアアドバイザーが在籍しており、幅広いキャリアレベルの方に対応できます。自分の強みを最大限に活かし、転職活動を成功に導くための具体的なアドバイスを提供しています。
  3. 入念なキャリアカウンセリング:東京都の赤坂見附にある運営会社に足を運ぶことで、1時間半の入念なキャリアカウンセリングを受けることができます。平日夜や土曜日でも受け付けているので、在職中でも利用しやすいでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント
公式サイト: https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、厚生労働省の調査で2019年の転職支援実績No.1になった転職エージェントです。
  1. 専門家によるサポート:専門のキャリアコンサルタントが転職活動をフルサポートしてくれます。キャリア相談では、キャリアの棚卸しを行ってくれるため、それを志望動機や自己PRに活かすこともできます。業種別のサポートにも力を入れており、総務職求職者向けの書類の書き方のポイントや見本なども提供しています。
  2. 国内最大級の転職エージェント:リクルートエージェントは国内最大級の転職エージェントであり、非公開求人の数だけでも約25万件と業界トップクラスの求人数となっています(2023年時点)。
  3. 初心者にも安心のサポート:さらに、担当のキャリアアドバイザーが面接指導を行っており、「面接力向上セミナー」も定期的に開催されています。初めての転職活動でも面接の必勝法を学ぶことができます。入社日の調整や年収交渉、退社手続きなどもキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。また、転職支援専用システム「Personal Desktop」を利用することで、転職活動の進捗管理もしやすくなっています。

マイナビエージェント

マイナビエージェント
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、国内でも有数の大手転職エージェントです。
  1. 国内トップクラスの大手転職エージェント:マイナビエージェントは、特化型の転職エージェントではないものの、総務職の求人案件が豊富に揃っており、大手企業から地方の中小企業まで様々な内容の求人を提供しています。さらに、総務職未経験者でも挑戦できる案件もあります。
  2. 若手向けの支援が充実:2019年の楽天インサイトの調査では、マイナビエージェントは20代に信頼される転職エージェントNo.1に選ばれました。特に若年層向けの転職支援に力を入れており、初めての転職活動でもキャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれます。
  3. 転職活動や転職先の情報を知れる機会が多い:マイナビエージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれます。また、他社ではあまりない模擬面接の実施もあり、転職活動の十分な準備が可能です。また、キャリアアドバイザーだけでなく、企業担当のアドバイザーからもサポートを受けることができます。これにより、求人票だけではわかりにくい職場の雰囲気などの情報も得ることができるため、初めてでも転職に失敗しにくい環境が整っています。

最新の社労士の転職事情

ここでは、社労士の方々が転職するにおいて有益な情報を掲載します。

社労士は転職活動に有利なのか

現在、社労士の方々を歓迎して受け入れたいと思っている企業はたくさんあり、転職活動もスムーズに進むことを充分期待することができます。今後、社会保険労務士として仕事をスタートさせたいという方々も、充分ニーズがあります。

社労士の資格取得は、計画を立て成果を出せる自分であることを他者に伝えることができる有効的証拠でもあります。

また、一度取得すれば生涯有効な資格でもあるため、年齢を重ねてからも転職の際アピールポイントとして活かすことができます。

さらに、企業の人事であったり労務担当は、実務経験も同様に重視しています。ステップアップしたいと考える方々も、いまが転職のいいタイミングであると考えることができます。

社労士の転職先

社労士には、登録種別が4つあります。
  • 開業
  • 社会保険労務士法人の社員
  • 勤務
  • その他

その他は、住民票の住所地のある都道府県の社会保険労務士会のことを言います。

社会保険労務士事務所

社会保険労務士事務所は、開業し社会保険労務士の仕事をする事務所のことです。

会計事務所

会計事務所であったり、税理士事務所が社労士を募集することもあります。

それは、会計事務所や税理士事務所の業務が、社労士の仕事とつながっていることが多くあるからです。例えば、給与計算など分野を協力し進める為に採用されるなどのケースがあります。

一般企業の人事労務

勤務社労士の場合、一般企業の人事労務を担当します。社労士の資格取得で、大企業への転職も充分期待することができます。

また、即戦力が期待されている場合は、実務経験も問われることになります。

データ

社労士の人数

以下の表は平成30(2018)年から令和3(2021)年にかけての、登録種別社労士人口を示したものです。すべての登録種において、社労士の人口は年々右肩上がりで上昇しています。

年度 開業 法人の社員 勤務等
平成30(2018) 23962 2491 15603 42056
令和元(2019) 24158 2759 15970 42887
令和2(2020) 24423 2992 16059 43474
令和3(2021) 24429 3354 16420 44203

参考:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士白書 2022年版」
登録種別で見れば、法人の社員が11年間で3.4倍にアップしています。
社労士の人口は今後も増加を続け、2029年度末には5万人超えも予測することができます。

士業の比較

以下の表は平成30(2018)年から令和3(2021)年にかけての、士業別人口を示したものです。

年度 社労士 税理士 弁護士 司法書士
平成30(2018) 42056 77327 40066 22488
令和元(2019) 42887 78028 41118 22632
令和2(2020) 43474 78795 42164 22724
令和3(2021) 44203 79404 43206 22718

参考:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士白書 2022年版」

実際、どの士業も増加傾向にあります。その中でも増加のパーセンテージが最も高いのは弁護士の1.4倍です。社労士も高く1.2倍でした。

社労士の人口は増えているのですが、他の士業と比較すれば突出している訳ではありません。 しかし、近年働き方改革の影響があり、社労士へのコンサルティングのニーズが高いこともあり、充分に転職成功の率は高いということができます。

社労士の合格率

以下の表は平成30(2018)年から令和4(2022)年にかけての、社労士試験の受験者数・合格者数・合格率を示しています。

年度  受験者数 合格者数 合格率
平成30(2018) 38427人 2413人 6.3%
令和元(2019) 38428人 2525人 6.6%
令和2(2020) 34845人 2237人 6.4%
令和3(2021) 37306人 2937人 7.9%
令和4(2022) 40633人 40633人 5.3%

社労士試験の合格者について言えば、近年2,000人台をキープし、合格率はおおかた6〜7%です。決して、ハードルの低い資格取得とはいうことができません。

社会保険労務士の試験は、例年8月に実施され、完全マークシートで行われます。「労働関係」と「社会保険」から全8科目を出題、選択式の問題と択一式の問題の組み合わせで作られています。

それぞれ科目で合格基準点があるため、すべての科目で合格点を取るための勉強が必須となります。

社労士の年収

以下の表は、年齢別の平均月収・年収を示しています。

年齢 月収 年収(賞与含む)
35歳未満 41万円 670万円
40歳未満 30万円 940万円
45歳未満 35万円 700万円
50歳未満 39万円 760万円
65歳未満 58万円 1380万円
70歳以上 25万円 25万円
参考:厚生労働省

社労士の方々の年収は、年齢がアップすればするほど年収もアップしています。

しかし、年収アップのためには年齢だけでなく、経験年数や実績も必要となります。転職活動を行う際にはそういったことも踏まえて転職計画を立てると良いでしょう。

面談

社労士が転職エージェントでしてもらえること 

社労士の方々が転職エージェントを利用することで、以下のようなサポートを受けることができます。

  • キャリアアップに向けてのアドバイスを得られる
  • 待遇交渉などをしてもらえる
  • 自分で気づけないことを発見してもらうことができる
  • 現在の自分自身の立ち位置を把握することができる
  • 非公開求人に応募できる
  • 書類作成や面接対応などのサポートをしてもらうことができる

キャリアアップに向けてのアドバイスを得られる

転職する上で頻繁に聞く言葉には、「キャリアアップ」があります。キャリアアップとは、おおかた仕事の能力であったり、専門性を磨き、社会的に市場価値の高い経験を重ねることを言います。

ただし、単にキャリアアップというものの、それぞれ考えていることには違いがあります。

たとえば社労士の場合、社労士事務所から、一般企業の総務部で幅広く仕事をしたいという方々もいらっしゃるでしょう。また、社労士資格を取得したので、これから社会保険労務士として働きたいと思っているような人たちも、キャリアアップのひとつです。

つまり、単にキャリアアップという言葉だけですべてを語ってしまうことは妥当ではなく、それぞれの人たちにそれぞれのキャリアアップがあり、それと向き合う必要があります。

転職エージェントで経験値の存在しているキャリアコンサルタントに担当してもらうことができれば、自分独自のキャリアアップに対しての有益なアドバイスをもらうことができ、より効率のいい転職活動を行うことができます。

待遇交渉などをしてもらえる

また、転職エージェントのキャリアコンサルタントは、本人がなかなか言い出すことができないような、

  • もう少し給料アップはできないか
  • 入社日を遅らすことができないか

……などと言った待遇に対しての交渉をしてもらうことができる場合があります。

本人がそれをしてしまえば、わがままな応募者だと思われ、入社させてくれないのでは……という不安を抱えてしまうこともあるでしょう。

なかなか言うことに抵抗があるから、仕方なくただ提示されている条件を受け入れているという方々も多いですし、条件を受け入れてしまったばかりに転職しても決して成功とは言えなかったという苦い経験をしている方々もいます。

このような待遇交渉も、転職エージェントを利用することでスムーズにいくケースは多くあります。

何よりもキャリアコンサルタントが、待遇交渉に慣れていることがポイントであり、かつ、そのようなキャリアコンサルタントを厳しい目をもち選ぶことが大事です。

自分で気づけないことを発見してもらうことができる

転職エージェントのキャリアコンサルタントが担当してくれることで、自分自身ではなかなか気づかないようなことに対して、客観的に発見し、アドバイスしてもらうことができます。

キャリアコンサルタントにあなた自身が気づいていないような強みを発見してもらうことができれば、即転職活動に活かすのみです。

キャリアコンサルタントには様々な転職者の支援を行ってきたため、そのようなノウハウがあります。自分自身はあって当たり前と思っているような経験値であったり、スキルでも、実際には有効的な武器となることもあります。

キャリアコンサルタントに自分では描けないようなキャリアの道筋をアドバイスしてもらい、キャリアの幅を広げたり、選択肢の数を増やすことが可能です。

現在の自分自身の立ち位置を把握することができる

社労士に精通しているキャリアコンサルタントであれば、あなたのスキルや経験値から、今の会社での評価が適正なものなのかを見極めることが可能です。

現在勤務している会社でそれ程いい評価を得ていなかった……という方々の場合、長く勤務し続けているほど、自分は所詮その程度のレベルだという思い込みをしてしまうことがあります。

そうすれば、転職する気持ちがあっても、本来の自分自身の価値とはズレたレベルの低い企業の選択をしてしまうことがあります。

自分自身の立ち位置をキャリアコンサルタントが示してくれることで、自身が企業に提供することができる価値を把握することができ、より理想の叶った転職活動を行うことができます。

非公開求人に応募できる

転職エージェントを利用することで、非公開求人を紹介してもらうことができるメリットがあります。より、転職活動の幅を広げることができるでしょう。

企業が求人を非公開にしている理由は、

  • 本当に自社にマッチする人材を採用したい
  • 他社に募集を公開したくない

などと言った理由があるようです。

転職エージェントを利用したから、本来めぐり合うことができない企業とめぐり合うことができた、ということはまさに転職エージェントを利用するメリットの一番大きなところなのかもしれません。

書類作成や面接対応などのサポートをしてもらうことができる

また、転職エージェントを利用することで、書類作成であったり面接対応などのサポートをしてもらうことができるメリットがあります。

社会保険労務士の方々も、社会保険労務士として長く仕事をしてきて実績は積み重ねてきていることでしょうけど、何度も転職活動をしてきたという方々は稀有であり、実際には転職のノウハウがわからないという方々がほとんどです。

社労士として実績は充分すぎるほどあり、転職先で自社でも充分活動してくれそうだと判断されたとしても、書類作成や面接にミスがあれば、社会人として欠落しているのではないか……と思われてしまうこともあります。ライバルがいれば、書類作成や面接対応の微妙な差で落とされてしまうでしょう。

転職エージェントのキャリアコンサルタントが側に寄り添ってくれれば、書類作成や面接対応などに対してそつなくサポートをしてもらうことができます。

ノート

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、社労士という仕事について、また転職エージェントを利用するメリットなどについて解説しました。

社会保険労務士は、専門性の高い仕事です。そのため、社労士に特化したエージェントを探すことは転職成功への近道です。

転職エージェントを利用することで、キャリアコンサルタントと二人三脚で転職活動と向き合うことができるメリットがあります。

ただし、キャリアコンサルタントにも相性の良し悪しなどがあります。

社労士の方々の転職成功のカギは、一番相性のいいキャリアコンサルタントの在籍している転職エージェントを選ぶことです。この記事が、自分にぴったりの転職エージェントを見つける機会の鍵になることを願っています。

この記事の監修者

辻田 和弘のプロフィール画像

株式会社Enigol

辻田 和弘

東京大学経済学部を卒業後、丸紅株式会社に入社し経理部にて事業投資案件の会計面での検討、支援を行う。また子会社の内部統制の構築、IFRS導入プロジェクト、全社連結会計システム導入プロジェクトに従事。現在は株式会社Enigolを創業し、Remoba経理全体の監修を行い、スタートアップから中小企業および大企業の経理業務の最適化オペレーションの構築を担う。

資格
公認会計士
税理士
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