項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | ヒビコレ |
会社名 | 株式会社ヒビコレ |
公式サイト | https://www.1150job.com/ |
社労士(社会保険労務士)の方々も転職する際には、他の社労士と同じ土俵にたち勝負する必要があります。社労士としての経験値はたくさんあっても、転職活動のノウハウがわからないという方々が多く、転職エージェントをどううまく使いこなすかということはかなり大事な鍵です。今回は社労士の方に向けて、おすすめの転職エージェントとその選び方を解説しています。
社労士(社会保険労務士)の方々も転職する際には、他の社労士と同じ土俵にたち勝負する必要があります。社労士としての経験値はたくさんあっても、転職活動のノウハウがわからないという方々が多く、転職エージェントをどううまく使いこなすかということはかなり大事な鍵です。今回は社労士の方に向けて、おすすめの転職エージェントとその選び方を解説しています。
社会保険労務士の転職に勝つためには、社労士の転職に強い転職エージェントを選ぶことが大事です。
そこで、以下のようなポイントに注目してみましょう。
キャリアコンサルタントとの相性がいい
キャリアコンサルタントはどの程度社労士の知識をもっている?
どの転職エージェントに登録する?
転職エージェントは、転職サイトとは違い、キャリアコンサルタントが在籍し、様々な転職案件を紹介してくれたり、転職活動のノウハウをアドバイスしてくれたりします。
転職活動のノウハウがない……という方々がほとんどでしょうし、やはり社会保険労務士の方々が利用すべきはコンサルタントのいない転職サイトではなく、転職エージェントということになるのではないでしょうか。
しかし、転職エージェントを利用すればすべてOKということではありません。それぞれ転職エージェントのキャリアコンサルタントにも相性の良し悪しがあるからです。
キャリアコンサルタントの出来不出来もあるのですが、出来のいいキャリアコンサルタントでも、あなたとの相性がしっくりこないことはあります。
転職エージェントを利用して、キャリアコンサルタントと二人三脚で内定へとまっしぐらに進んでいくためには、相性がばっちり合ったキャリアコンサルタントを選ぶことが大事です。
それを判断するポイントは、
あたりです。それができていないキャリアコンサルタントであれば、
ことも検討してみましょう。
ただ転職エージェントに登録しているという受け身スタイルではなく、社会保険労務士の方々自身が主体にたち、厳しい目線をもつことも大事です。
社労士は資格取得が必要であり、誰もが気軽にできる仕事ではありません。ですから、それぞれ転職エージェントにおいて、キャリアコンサルタントが社労士の方々を担当するケースもそれ程多い訳ではなく、社会保険労務士という仕事がどのような仕事なのか理解していないコンサルタントも中にはいます。
転職者全般ととらえ転職をサポートしてくれることでも、転職は充分成功できる確率はありますが、より精度を高めるためには、社会保険労務士のノウハウをもっているキャリアコンサルタントにサポートしてもらうことが大事です。
もちろんキャリアコンサルタントだけでなく、それぞれ転職エージェントにそれぞれの違いがあります。
社会保険労務士に強い転職エージェントもあれば、それ程でもない転職エージェントもあります。社労士に強い転職エージェントがどこか、ネットでリサーチすることも大事です。結果、数点選択肢は出てきてしまうでしょう。
そのようなとき、転職エージェントを併用することがおすすめです。複数転職エージェントに登録をしておいて、自分の相性が良くない、いまひとつサービスがピンとこない、社労士の転職に強くないことを感じたら、利用を中止すると言った使い方でも問題はありません。
ヒビコレは、国内唯一の社労士特化型転職エージェントです。求人数は他の総合求人サービスに比べたら劣りますが、社労士転職を目指す人にとっては特化型のヒビコレを利用するメリットは大いにあると言えるでしょう。
項目 | 内容 |
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サービス名 | ヒビコレ |
会社名 | 株式会社ヒビコレ |
公式サイト | https://www.1150job.com/ |
『ビズリーチ』は、ステップアップを目指す高い層の転職を支援するサービスで、高待遇の求人が取り扱われ、上層部への登用も期待できる特徴があります。
項目 | 内容 |
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サービス名 | ビスリーチ |
会社名 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
JACリクルートメントは、ミドルクラス以上の求職者を対象とし、外資系企業や国内大手企業と幅広いネットワークを持っています。
項目 | 内容 |
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サービス名 | JACリクルートメント |
会社名 | 株式会社JACリクルートメント |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
dodaは国内最大級の転職エージェントであり、求人数の多さと厚いサポート環境が魅力です。
項目 | 内容 |
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サービス名 | doda |
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
type転職エージェントは、実績豊富な担当者との相談ができ、キャリアアドバイスを受けたい方や東京都在住の方に特におすすめの転職エージェントです。
項目 | 内容 |
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サービス名 | type転職エージェント |
会社名 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/ |
リクルートエージェントは、厚生労働省の調査で2019年の転職支援実績No.1になった転職エージェントです。
項目 | 内容 |
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サービス名 | リクルートエージェント |
会社名 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
マイナビエージェントは、国内でも有数の大手転職エージェントです。
項目 | 内容 |
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サービス名 | マイナビエージェント |
会社名 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
ここでは、社労士の方々が転職するにおいて有益な情報を掲載します。
現在、社労士の方々を歓迎して受け入れたいと思っている企業はたくさんあり、転職活動もスムーズに進むことを充分期待することができます。今後、社会保険労務士として仕事をスタートさせたいという方々も、充分ニーズがあります。
社労士の資格取得は、計画を立て成果を出せる自分であることを他者に伝えることができる有効的証拠でもあります。
また、一度取得すれば生涯有効な資格でもあるため、年齢を重ねてからも転職の際アピールポイントとして活かすことができます。
さらに、企業の人事であったり労務担当は、実務経験も同様に重視しています。ステップアップしたいと考える方々も、いまが転職のいいタイミングであると考えることができます。
社労士には、登録種別が4つあります。
その他は、住民票の住所地のある都道府県の社会保険労務士会のことを言います。
社会保険労務士事務所は、開業し社会保険労務士の仕事をする事務所のことです。
会計事務所であったり、税理士事務所が社労士を募集することもあります。
それは、会計事務所や税理士事務所の業務が、社労士の仕事とつながっていることが多くあるからです。例えば、給与計算など分野を協力し進める為に採用されるなどのケースがあります。
勤務社労士の場合、一般企業の人事労務を担当します。社労士の資格取得で、大企業への転職も充分期待することができます。
また、即戦力が期待されている場合は、実務経験も問われることになります。
以下の表は平成30(2018)年から令和3(2021)年にかけての、登録種別社労士人口を示したものです。すべての登録種において、社労士の人口は年々右肩上がりで上昇しています。
年度 | 開業 | 法人の社員 | 勤務等 | 計 |
平成30(2018) | 23962 | 2491 | 15603 | 42056 |
令和元(2019) | 24158 | 2759 | 15970 | 42887 |
令和2(2020) | 24423 | 2992 | 16059 | 43474 |
令和3(2021) | 24429 | 3354 | 16420 | 44203 |
参考:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士白書 2022年版」
登録種別で見れば、法人の社員が11年間で3.4倍にアップしています。
社労士の人口は今後も増加を続け、2029年度末には5万人超えも予測することができます。
以下の表は平成30(2018)年から令和3(2021)年にかけての、士業別人口を示したものです。
年度 | 社労士 | 税理士 | 弁護士 | 司法書士 |
平成30(2018) | 42056 | 77327 | 40066 | 22488 |
令和元(2019) | 42887 | 78028 | 41118 | 22632 |
令和2(2020) | 43474 | 78795 | 42164 | 22724 |
令和3(2021) | 44203 | 79404 | 43206 | 22718 |
参考:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士白書 2022年版」
実際、どの士業も増加傾向にあります。その中でも増加のパーセンテージが最も高いのは弁護士の1.4倍です。社労士も高く1.2倍でした。
社労士の人口は増えているのですが、他の士業と比較すれば突出している訳ではありません。 しかし、近年働き方改革の影響があり、社労士へのコンサルティングのニーズが高いこともあり、充分に転職成功の率は高いということができます。
以下の表は平成30(2018)年から令和4(2022)年にかけての、社労士試験の受験者数・合格者数・合格率を示しています。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成30(2018) | 38427人 | 2413人 | 6.3% |
令和元(2019) | 38428人 | 2525人 | 6.6% |
令和2(2020) | 34845人 | 2237人 | 6.4% |
令和3(2021) | 37306人 | 2937人 | 7.9% |
令和4(2022) | 40633人 | 40633人 | 5.3% |
社労士試験の合格者について言えば、近年2,000人台をキープし、合格率はおおかた6〜7%です。決して、ハードルの低い資格取得とはいうことができません。
社会保険労務士の試験は、例年8月に実施され、完全マークシートで行われます。「労働関係」と「社会保険」から全8科目を出題、選択式の問題と択一式の問題の組み合わせで作られています。
それぞれ科目で合格基準点があるため、すべての科目で合格点を取るための勉強が必須となります。
以下の表は、年齢別の平均月収・年収を示しています。
年齢 | 月収 | 年収(賞与含む) |
35歳未満 | 41万円 | 670万円 |
40歳未満 | 30万円 | 940万円 |
45歳未満 | 35万円 | 700万円 |
50歳未満 | 39万円 | 760万円 |
65歳未満 | 58万円 | 1380万円 |
70歳以上 | 25万円 | 25万円 |
参考:厚生労働省
社労士の方々の年収は、年齢がアップすればするほど年収もアップしています。
しかし、年収アップのためには年齢だけでなく、経験年数や実績も必要となります。転職活動を行う際にはそういったことも踏まえて転職計画を立てると良いでしょう。
社労士の方々が転職エージェントを利用することで、以下のようなサポートを受けることができます。
転職する上で頻繁に聞く言葉には、「キャリアアップ」があります。キャリアアップとは、おおかた仕事の能力であったり、専門性を磨き、社会的に市場価値の高い経験を重ねることを言います。
ただし、単にキャリアアップというものの、それぞれ考えていることには違いがあります。
たとえば社労士の場合、社労士事務所から、一般企業の総務部で幅広く仕事をしたいという方々もいらっしゃるでしょう。また、社労士資格を取得したので、これから社会保険労務士として働きたいと思っているような人たちも、キャリアアップのひとつです。
つまり、単にキャリアアップという言葉だけですべてを語ってしまうことは妥当ではなく、それぞれの人たちにそれぞれのキャリアアップがあり、それと向き合う必要があります。
転職エージェントで経験値の存在しているキャリアコンサルタントに担当してもらうことができれば、自分独自のキャリアアップに対しての有益なアドバイスをもらうことができ、より効率のいい転職活動を行うことができます。
また、転職エージェントのキャリアコンサルタントは、本人がなかなか言い出すことができないような、
……などと言った待遇に対しての交渉をしてもらうことができる場合があります。
本人がそれをしてしまえば、わがままな応募者だと思われ、入社させてくれないのでは……という不安を抱えてしまうこともあるでしょう。
なかなか言うことに抵抗があるから、仕方なくただ提示されている条件を受け入れているという方々も多いですし、条件を受け入れてしまったばかりに転職しても決して成功とは言えなかったという苦い経験をしている方々もいます。
このような待遇交渉も、転職エージェントを利用することでスムーズにいくケースは多くあります。
何よりもキャリアコンサルタントが、待遇交渉に慣れていることがポイントであり、かつ、そのようなキャリアコンサルタントを厳しい目をもち選ぶことが大事です。
転職エージェントのキャリアコンサルタントが担当してくれることで、自分自身ではなかなか気づかないようなことに対して、客観的に発見し、アドバイスしてもらうことができます。
キャリアコンサルタントにあなた自身が気づいていないような強みを発見してもらうことができれば、即転職活動に活かすのみです。
キャリアコンサルタントには様々な転職者の支援を行ってきたため、そのようなノウハウがあります。自分自身はあって当たり前と思っているような経験値であったり、スキルでも、実際には有効的な武器となることもあります。
キャリアコンサルタントに自分では描けないようなキャリアの道筋をアドバイスしてもらい、キャリアの幅を広げたり、選択肢の数を増やすことが可能です。
社労士に精通しているキャリアコンサルタントであれば、あなたのスキルや経験値から、今の会社での評価が適正なものなのかを見極めることが可能です。
現在勤務している会社でそれ程いい評価を得ていなかった……という方々の場合、長く勤務し続けているほど、自分は所詮その程度のレベルだという思い込みをしてしまうことがあります。
そうすれば、転職する気持ちがあっても、本来の自分自身の価値とはズレたレベルの低い企業の選択をしてしまうことがあります。
自分自身の立ち位置をキャリアコンサルタントが示してくれることで、自身が企業に提供することができる価値を把握することができ、より理想の叶った転職活動を行うことができます。
転職エージェントを利用することで、非公開求人を紹介してもらうことができるメリットがあります。より、転職活動の幅を広げることができるでしょう。
企業が求人を非公開にしている理由は、
などと言った理由があるようです。
転職エージェントを利用したから、本来めぐり合うことができない企業とめぐり合うことができた、ということはまさに転職エージェントを利用するメリットの一番大きなところなのかもしれません。
また、転職エージェントを利用することで、書類作成であったり面接対応などのサポートをしてもらうことができるメリットがあります。
社会保険労務士の方々も、社会保険労務士として長く仕事をしてきて実績は積み重ねてきていることでしょうけど、何度も転職活動をしてきたという方々は稀有であり、実際には転職のノウハウがわからないという方々がほとんどです。
社労士として実績は充分すぎるほどあり、転職先で自社でも充分活動してくれそうだと判断されたとしても、書類作成や面接にミスがあれば、社会人として欠落しているのではないか……と思われてしまうこともあります。ライバルがいれば、書類作成や面接対応の微妙な差で落とされてしまうでしょう。
転職エージェントのキャリアコンサルタントが側に寄り添ってくれれば、書類作成や面接対応などに対してそつなくサポートをしてもらうことができます。
いかがでしょうか。
今回は、社労士という仕事について、また転職エージェントを利用するメリットなどについて解説しました。
社会保険労務士は、専門性の高い仕事です。そのため、社労士に特化したエージェントを探すことは転職成功への近道です。
転職エージェントを利用することで、キャリアコンサルタントと二人三脚で転職活動と向き合うことができるメリットがあります。
ただし、キャリアコンサルタントにも相性の良し悪しなどがあります。
社労士の方々の転職成功のカギは、一番相性のいいキャリアコンサルタントの在籍している転職エージェントを選ぶことです。この記事が、自分にぴったりの転職エージェントを見つける機会の鍵になることを願っています。