1. 【2023年最新】税理士のための転職サイトおすすめ8選|失敗しない選び方とは
【2023年最新】税理士のための転職サイトおすすめ8選|失敗しない選び方とは

【2023年最新】税理士のための転職サイトおすすめ8選|失敗しない選び方とは

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それぞれ転職サイトには様々な特徴があり、利用しようとしている転職サイトが、ひょっとしたら税理士の方々向きではない可能性もあります。大事なのは、税理士に一番マッチングしている転職サイトを選ぶことです。今回は、税理士が転職する際に知るべき情報を記事にまとめました。転職を検討しているのであれば、ぜひ一読ください。

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目次

税理士が転職サイトを選ぶポイント

ここでは、税理士の方々がどのような転職サイトを選べばいいかのポイントについて解説します。
税理士向けの転職サイト選定のポイントは主に以下の3つが挙げられます。

・特化型転職サイトを利用する
・転職サイトの非公開求人に注目する
・税理士の転職ノウハウに詳しいコンサルタント・キャリアアドバイザーがいてくれるか

特化型転職サイトを利用する

転職サイトには、多くの職種を扱っている「総合型」と、特定の分野のみを扱っている「特化型」があります。
税理士の方々が転職を考えるのであれば、特化型転職サイトを利用することをおすすめします。
総合型の転職サイトの場合、求人の数が多いなどのメリットはあります。しかし実際には、税理士の方々が求人を探すにあたり、税理士の求人数が満足できるものであるかと言えば、そうでないことの方が多いです。
税理士業界に特化している転職サイトを選択することで、希望に叶ったクオリティーの高い非公開求人を見つけることが可能です。

転職サイトの非公開求人に注目する

転職サイトを閲覧しているとき、よく「非公開求人」というワードを見かけることがあります。この非公開求人とは、一般に公開していない特別な求人情報のことを言います。
非公開求人のメリットは、大手企業であったり、人気企業の求人があること、また、求人のクオリティーが高いことなどをあげることができます。
なぜ、非公開求人としているのかといえば、それぞれ企業が採用工数を削減することを目的としていることが多くあります。人気求人には多くの応募が殺到してしまうため、おおっぴらに公開してしまうことで企業側が膨大なコストを負担しなければならないリスクが出てきます。そのような事態にならないように、好条件の求人ほど、非公開求人にしている可能性があります。
また非公開求人にする理由は、企業が競合他社に知られたくない、採用を急いでいると言った理由もあげることができます。企業が採用を急いでいる場合、非公開求人にすることで転職サイトに候補となる人物を厳選してもらうことができます。
そのような魅力のある非公開求人に出会いたいと思えば、非公開求人を多く扱っている転職サイトにまずは登録することからはじめる必要があります。

税理士の転職ノウハウに詳しいコンサルタント・キャリアアドバイザーがいてくれるか

転職サイトでも、エージェント型のサイトであればコンサルタント・キャリアアドバイザーが在籍しており、転職におけるアドバイスを聞くことができます。転職サイトを利用する際は、一社はこのエージェント型転職サイトを利用するようにするとよいでしょう。また、税理士の転職を考えている以上、利用する転職サイトも、税理士の転職事情、ノウハウに詳しいコンサルタントやキャリアアドバイザーが在籍してくれていることが望ましいです。
そのようなコンサルタントがいてくれることによって、採用する側のニーズと、転職を求めている税理士の方々のスキルがマッチングしているか適格に判断することができ、適切なアドバイスをしてもらうことができます。
税理士の転職に詳しいコンサルタントがいてくれることで、ミスマッチを最小限にとどめ、効率のいい転職活動を行うことができます。

税理職向け転職サイトおすすめ8選

ミツカル

ミツカル
ミツカルは個人にマッチした良質な求人を紹介してくれる転職サイトです。
  1. スピード感のあるサポート:ミツカルは事務局との面談を通じて、わずか1時間以内に自分とマッチする可能性の高い事務所を紹介してくれるため、効率的に転職活動を進めたい人にとって理想的な転職サイトです。
  2. 厳選された求人:従業員の福利厚生や評価制度、退職金制度を導入している企業のみを厳選しており、質の高い求人のみを紹介しています。特に資格や経験を持つ方にとっては、多数登録している他の転職サイトよりも効率的に好条件の転職先を見つけることができるでしょう。
  3. 転職後のミスマッチを減らすサポート:ミツカルでは、転職後のミスや求人とのギャップを減らすために転職先の見学会やカジュアル面談を実施しています。職場の雰囲気を肌で感じ取れるチャンスや、職員とのランチの場も用意されており、実際に働くイメージをより具体的に掴むことができます。

ミツカル公式サイトはこちら

SYNCA

SYNCA

公式サイト:https://synca.net

SYNCAは管理部門の求人に特化し、主にベンチャー企業やスタートアップなど多くの求人を保有しています。
  1. ベンチャーの求人が多い:SYNCAはメガベンチャーやIPO準備中の企業を含む、幅広いベンチャー企業の求人を取り揃えています。求人には多様な働き方やマルチなスキルが求められるものもあり、自身の適性に合ったベンチャー企業を見つけやすいエージェントとして評価されています。
  2. 診断でミスマッチ防止:SYNCAは転職者と企業のミスマッチを防ぐために、無料で「市場価値診断」という自身のスキルを可視化できるサービスを提供しています。転職市場での自分の価値を客観的に分析することで、より効率的な転職活動を進めることができます。
  3. 応募とスカウトの同時進行:SYNCAでは応募とスカウトの双方から企業にアプローチすることが可能です。自身のペースで転職活動を進めたい方は直接応募の求人を選ぶことができますし、転職活動が不安な方はアドバイザーのサポートが入る求人を選ぶこともできます。自分に合ったスタイルで転職活動を進めることができます。
  4. キャリアアップを目指せる:SYNCAは経験者のキャリアアップ支援に力を入れており、特に経験のある人が転職を成功させるためのサービスを提供しています。経験豊富な専門アドバイザーがキャリアの相談に乗り、より良いキャリアアップを実現する手助けをしています。

 doda

doda

公式サイト:https://doda.jp/

dodaは国内最大級の転職サイトであり、その魅力は求人数の多さと充実したサポート環境にあります。
  1. 求人数の多さ:dodaは非公開求人を含めて20万件以上の求人を登録しています(2023年時点)。この豊富な求人数により、個々の希望や経験に合った転職先を見つけることが可能です。未経験者が受け入れられる求人も多く、幅広い層の方が理想の転職先を見つけやすいでしょう。
  2. 専任キャリアアドバイザー:dodaは専任のキャリアアドバイザーが転職活動全体をサポートしてくれます。応募書類の作成や提出、日程の調整、条件交渉など、転職プロセスのあらゆる段階でサポートを受けることができます。また、キャリアアドバイザーとの連絡はメールや電話だけでなく、気軽にLINEでも相談できるのが便利です。
  3. 採用プロジェクト担当者によるサポート:さらに、dodaでは採用プロジェクト担当者も存在します。彼らは求人企業と密接な連携を取っており、求人企業が求める人材像を理解しています。そのため、面接対策などの的確な情報を提供してくれます。採用プロジェクト担当者とキャリアアドバイザーの両方からサポートを受けることで、より効果的な転職活動ができるでしょう。

ヒュープロ

ヒュープロ

公式サイト:https://hupro-job.com/

ヒュープロは近年、税理士業界での転職支援実績が高い転職サイトです。
  1. 独自の転職診断コンテンツ:特徴的な点は、大学との共同研究による独自開発のアルゴリズムを用いた転職診断が行えることです。膨大なデータに基づいた解析を行い、有給消化率や残業時間、休日日数などのデータを考慮して、キャリア志向だけでなく、仕事と家庭を両立したい方や税理士試験勉強と仕事の両立を目指す受験生など、個々の希望に適した求人を提案しています。
  2. 税理士業界に詳しいアドバイザー:診断コンテンツだけでなく、アドバイザーに相談することも可能です。キャリアアップを目指す場合、法人税務などの通常の税務とは異なる分野に興味を持つ方には、プラスアルファの強みを持った税理士を目指すアドバイスや求人案内も行っています。
  3. 豊富な税理士向け求人:求人の特徴として、ヒュープロは税理士向けに多数の求人を保有しており(2023年6月13日現在で9087件※うち税理士向けが5873件)、簿記2級レベルの会計事務所スタッフから税理士有資格者まで、幅広く税理士業界の方向けの求人を提供しています。また、会計事務所だけでなく事業会社の経理の求人も豊富であり、会計業界で培ったスキルを活かす企業の求人も紹介しています。転職市場が好調な今、ヒュープロのテクノロジー活用と経験豊富なアドバイザーのサポートを通じて、ミスマッチを減らしつつ適切な求人を見つけることができるでしょう。

マイナビ税理士

マイナビ税理士

公式サイト:https://zeirishi.mynavi-agent.jp/index_a.html

マイナビ税理士は税理士の転職において、主に会計事務所を含む多くの求人を保有しています。
  1. 応募者の希望に合わせた提案:税理士の希望に合った求人先を提案してくれることができます。たとえば、新しい分野へのチャレンジを望む方や税理士試験に理解のある会計事務所への転職を希望する方にマッチした求人を見つけてくれます。
  2. 国内有数の大手転職サイト:また、マイナビ税理士は大手転職サイトとして、多くの転職ノウハウを持っています。応募書類の作成アドバイスから面接対策まで、転職活動全般にわたり丁寧にサポートしてくれます。転職に不安を抱える方にもおすすめのエージェントです。
  3. 事業会社求人の選択肢:事業会社への転職を考える税理士にもオプションとして選択肢があります。マイナビ税理士は事業会社の税務室の求人やグローバル企業向けの税理士求人も少数ですが保有しています。事業会社の専門部署での業務に興味のある方は登録してみると良いでしょう。事業会社の経理への転職市場も現在は転職しやすい傾向にあり、マイナビ税理士を含む転職サイトがサポートすることで、スムーズな転職が期待できます。

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリア

公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/

ジャスネットキャリアは、公認会計士によって設立された、公認会計士・税理士・経理の転職に特化した転職サイトです。
  1. 幅広い求人:ジャスネットキャリアでは、20代から40歳以上の幅広い年齢層に対応する求人を幅広く登録しています。若手から管理職まで、個々のキャリアステージに合わせた転職活動をサポートしています。キャリアアドバイザーが転職プランの相談に丁寧に応じ、個々のニーズに合わせた転職活動をサポートしています。
  2. 専門特化のサポート:ジャスネットキャリアは士業に特化した求人情報を提供し、公認会計士・税理士・経理のスキルや経験にマッチした企業との出会いを支援しています。経理に詳しいアドバイザーが多数在籍しており、具体的な仕事内容や詳細な情報収集を行っているため、税理職への理想的な転職活動サポートを期待できます。
  3. 指導サポートの充実:ジャスネットキャリアでは履歴書・職務経歴書の書き方指導や書類選考に関するアドバイスを提供しています。また、転職希望先企業との連絡など、伝えにくい内容についてもキャリアアドバイザーが代理でサポートしています。転職が初めてであったり、税理職への知識が乏しい場合でも、安心して転職活動を進めることができます。

type転職エージェント

type転職エージェント
type転職エージェントは、実績豊富な担当者との相談ができ、キャリアアドバイスを受けたい方や東京都在住の方に特におすすめの転職エージェントです。
  1. 老舗転職エージェントならではの実績:type転職エージェントはサービス開始から19年、累計31万人以上の転職を支援してきたエージェントで、長年の経験と実績が転職者に対して信頼性のあるサポートを提供します。
  2. 実績豊富なキャリアアドバイザー:このエージェントには実績豊富なキャリアアドバイザーが在籍しており、幅広いキャリアレベルの方に対応できます。自分の強みを最大限に活かし、転職活動を成功に導くための具体的なアドバイスを提供しています。
  3. 入念なキャリアカウンセリング:東京都の赤坂見附にある運営会社に足を運ぶことで、1時間半の入念なキャリアカウンセリングを受けることができます。平日夜や土曜日でも受け付けているので、在職中でも利用しやすいでしょう。

会計求人プラス

会計求人プラス
公式サイト:https://kaikeiplus.jp/
会計求人プラスは、基本的には中堅から小規模な会計事務所の求人が多い転職サイトです。
  1. 小規模事務所の求人が多い:会計求人プラスは、大手のBig4税理士法人などの求人も一部掲載されていますが、基本的には中堅から小規模な会計事務所の求人が多い求人サイトです。そのため、エージェントを利用しない会計事務所の求人も多く見られます。
  2. 未経験者向けの求人が多い:会計求人プラスは中堅から小規模な会計事務所の求人が多く、税理士資格者向けの求人は少ないですが、税理士科目合格者や経験が浅い方にとっては良い選択肢となる転職サイトです。
  3. パート勤務求人も多い:パート・アルバイト勤務の求人も比較的多いのが会計求人プラスの特徴です。他の転職サイト・転職エージェントでは見つかりづらい正職員以外の勤務形態も見つかる可能性が高いです。
面接

税理職への転職を成功させるコツとは

ここでは、税理士の転職を成功させるコツについて解説します。

担当者との相性はいいか

エージェント型転職サイトの場合、それぞれの方々にコンサルタント、またはキャリアアドバイザーがつき、いろいろアドバイス、サポートを行ってくれます。はじめての転職で不安を抱えている方々にとっては頼もしいパートナーとすることができ、二人三脚で内定へと進んでいくことができます。
しかし、コンサルタントも人に過ぎないですし、どうしても相性の良し悪しということはあります。
相性が悪いコンサルタントがつくことで、

・希望にマッチしない求人ばかり紹介してくる
・やりとりしているときかみ合わない

……と言った問題が出てきます。
やはり、このような状況でいつまでも転職活動を続けていたとしても効率が悪いので、相性が悪いと思えば、担当を替えてもらうことをお願いするか、別の転職サイトを利用する姿勢をもつといいでしょう。

複数の転職サイトを利用する

先ほど解説したことにもつながることですが、ひとつの転職サイトというのではなく、複数の転職サイトを併用することで、複数のコンサルタントにサポートしてもらうことができたり、それぞれの転職サイトの欠点をカバーし合ったりすることが可能になるため、より理想の求人案件を見つけやすくすることができますし、ミスマッチを最小限にとどめることができます。
複数の転職サイトを利用することは、せっかく親身になって探してくれているコンサルタントを裏切ることになるのではないか……という抵抗感をお持ちになる方々もいるのかもしれません。しかし、実際に転職サイトを利用している方々のほとんどがそれをしているので、併用しない人たちは、ライバルよりも一歩も二歩も出遅れてしまう可能性は充分あり、決して効率のいい転職活動ができているとは言い切れない部分があります。
また例えば、ある転職サイトでスカウト機能が充実しているのであれば、それにプラスして、面接対策や履歴書添削などを丁寧にサポートしてくれる転職サイトを併用することで、より効率アップを実現することができます。

応募書類に対してアドバイスしてくれる

税理士転職も、やはり年齢が若いほど転職が有利な傾向はあります。なぜなら、雇用する側からすれば、年齢が若い人たちほど人材育成に時間をかけることができるからです。また、若い人たちほど、新しい環境であったり、業務に慣れる傾向があります。
税理士は、高年齢でも採用されやすいジャンルなのですが、それでもできるだけ30代前半までに転職を考えることをおすすめします。

年齢が若いほど有利

税理士転職も、やはり年齢が若いほど転職が有利な傾向はあります。なぜなら、雇用する側からすれば、年齢が若い人たちほど人材育成に時間をかけることができるからです。また、若い人たちほど、新しい環境であったり、業務に慣れる傾向があります。
税理士は、高年齢でも採用されやすいジャンルなのですが、それでもできるだけ30代前半までに転職を考えることをおすすめします。
グラフ

税理士の最新情報

ここでは税理士の最新転職情報をお届けします。
転職活動で気になるのは、売り手市場か、買い手市場かです。税理士の場合、幸運なことに現在まで売り手市場が続いています。
売り手市場であるため、おおかた20代から30代前半の年齢であれば転職は楽と考えていいでしょう。

税理士の平均年収

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によれば、税理士法人に勤務する税理士の平均年収はおおよそ892万円です。
年代 平均年収
全年齢 892万円
20~24歳 479万円
25~29歳 733万円
30~34歳 772万円
35~39歳 933万円
40~44歳 932万円
45~49歳 1106万円
50~54歳 1135万円
55~59歳 759万円
60~64歳 985万円
65~69歳 491万円
(引用:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2018年))
また、大手税理士法人の年収は500万円前後です。ただし、数字はあくまで平均値であり、より稼ぐ税理士は年収1000万円以上の方々もいます。
一方で中小の税理士法人の年収は300万円あたりです。何十年も勤務している方々であれば年収600~800万円あたりに到達しますが、そのあたりの水準を大きく超えることはほとんどない傾向があります。
また、税理士法人で社員として仕事に就く方々は、「社員税理士」です。社員の意味合いは違い、一般企業でいえば役員の位置づけになります。
一方で「所属税理士」があります。所属税理士は、一般的な従業員に近い立場です。
社員税理士の平均の年収は888万円となります。
所属税理士の平均年収は597万円です。
(引用:日本税理士会連合「第6回税理士実態調査報告書」(2015年発表))

税理士の平均年齢は高い

税理士の年齢を調査すれば、20代はおおよそ1%、30代は10%です。40代以上が残りを占めています。(日本税理士連合会「データで見る税理士のリアル」より引用)
税理士の平均年齢は、他の業種と比較して高めです。その理由は、税務署OBの税理士が多数占めていることなどをあげることができます。また、税理士試験の合格にある程度時間がかかってしまうこと、税理士には定年がないことなども理由としてあげることができます。
そして、税理士の平均年齢が高いということは、転職する方々の平均年齢もおのずと高いことを表しています。
ただし、それでも転職しようと思えば、それぞれ年齢に見合うスキルは要求されることになります。たとえば、30歳を過ぎた年齢であっても、税理士試験全科目を合格している方々であれば未経験でも内定の可能性がありますが、そうでない方々の場合、ハードルが高い現実もあります。さらに35歳以上の場合、実務経験にプラスして、マネジメント経験値も要求されることになります。

税理士転職が可能なタイミング

特に税理士の業界は「繁忙期」と「閑散期」の差が比較的明確であるため、一般的に言えば繁忙期の場合業務で手一杯であるため、面接の準備が不十分であるため採用を控える傾向があります。逆に、閑散期であったり、繁忙期に突入する直前あたりは、これから繁忙期を乗り超えていくための人員確保という意味合いで、採用を意欲的に行うことがあります。
また、税理士試験が毎年8月に行われるのですが、税理士試験が終わったタイミング、また、合格発表の12月あたりは、科目合格者を募集する求人が多く出る傾向があります。

税理士転職に必要とされるスキル

転職を成功させるためには、税理士試験の科目に合格していることが、まずは有利に転職活動を進めるための条件です。
また、転職の際、科目合格だけでなく、会計事務所であったり税理事法人で仕事をしていた経験が2年以上あると言ったことが条件になっていることもあります。
したがってこれまで会計業務の仕事経験がない方々の場合、税理士の資格を存分に生かし今後経験を積んでいきたい旨をアピールすることが大事です。
また、税理士試験の科目合格を積極的にアピールしたり、自身の経験の中で簿記であったり、会計の経理業務を多く経験していることをアピールしたりすることで、採用担当者に高いスキルを評価してもらうことができるように頑張ってください。
デスク

税理士転職で注意しなければならないポイント

税理士転職で注意しなければならないポイントは、
  • どのようにスキルアップしたいかを考える
  • 失敗から学ぶ
  • 転職回数の多い場合前向きな転職をアピールする
です。

どのようにスキルアップしたいかを考える

税理士転職先には、大手税理士法人から中小まで様々あります。
大手税理士法人の場合、規模の大きな案件を長くチーム単位で携わることが多くあり、それぞれ個人は専門的な業務を行うことが多いです。一方で中小税理法人の場合は、幅広く一連を経験することが可能です。
税理士の方々がどのようなところへ転職したいのかは、自分自身がどうスキルアップしたいのかを照らして考えるといいでしょう。

失敗から学ぶ

税理士転職でいろいろと失敗してしまうこともあるでしょう。
しかし、失敗から学べることもたくさんあります。ただ後悔するだけでなく、どうして失敗してしまったのか反省することが大事です。
ぜひ、失敗から教訓を得、俯瞰した目で自分自身を見つめてみましょう。そのような方法によって、税理士が転職を成功するビジョンが見えてくることがあります。

転職回数の多い場合前向きな転職をアピールする

転職回数が多いと見られがちなのは、20代であれば3回、30代であれば5回程度です。
ただし現状は、税理士転職は売り手市場であるゆえ、転職回数が多くても不利とはならないケースも多く散見できます。
転職回数が多いことで不利になってしまう理由には、

・すぐにやめそうというイメージがある
・なにか見えない落ち度があるという先入観が生まれやすい

などをあげることができます。そのような思われ方を回避するために、転職回数の多い方々は、より前向きな転職であることをアピールすることが大事です。また、経験者採用の求人に応募することも検討してみましょう。
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まとめ

いかがでしょうか。今回は、税理士が転職サイトを選ぶポイント、税理士の転職を成功させるコツ、また、転職サイトおすすめ8選を解説しました。
税理士の転職として現状、大手税理士法人が人気なのですが、その他の転職サイトにも目を向けることで様々な転職先を見つけることができます。
税理士の転職を成功させるために、まずは、自分自身が税理士としてどのような仕事をしたいのかと言った方向性を見定める必要があります。
そして、転職サイトのコンサルタントにも相性がいい悪いがあります。相性の良くないコンサルタントとかかわることで、転職サイトが足かせになってしまうこともあるので、そのような場合、担当を替えてもらう、転職サイトを変更することも検討してください。
様々な転職サイトがあるので、併用することもおすすめです。

この記事の監修者

辻田 和弘のプロフィール画像

株式会社Enigol

辻田 和弘

東京大学経済学部を卒業後、丸紅株式会社に入社し経理部にて事業投資案件の会計面での検討、支援を行う。また子会社の内部統制の構築、IFRS導入プロジェクト、全社連結会計システム導入プロジェクトに従事。現在は株式会社Enigolを創業し、Remoba経理全体の監修を行い、スタートアップから中小企業および大企業の経理業務の最適化オペレーションの構築を担う。

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