1. 経理アウトソーシング・経理代行とは?メリットとデメリットを比較
経理アウトソーシング・経理代行とは?メリットとデメリットを比較

経理アウトソーシング・経理代行とは?メリットとデメリットを比較

経理 更新日:

経理の仕事があなたの貴重な時間を奪ってはいませんか。経理は仕事量が多く、時間が取られる仕事です。本当にやりたいことができていない状況に強いられている人は少なくないはずです。そのような状況を解決できるのが「経理アウトソーシング」です。

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株式会社Enigol

辻田 和弘

東京大学経済学部を卒業後、丸紅株式会社に入社し経理部にて事業投資案件の会計面での検討、支援を行う。また子会社の内部統制の構築、IFRS導入プロジェクト、全社連結会計システム導入プロジェクトに従事。現在は株式会社Enigolを創業し、Remoba経理全体の監修を行い、スタートアップから中小企業および大企業の経理業務の最適化オペレーションの構築を担う。

資格
公認会計士
税理士

目次

そもそも経理って

 アウトソーシングについて話す前に、そもそも経理とは何かということを話していきます。経理は「経営管理」の略称です。言葉からわかるように、経理とは経営を管理する仕事です。具体的にどのように管理をするのかというと、会社が生み出した利益や資産、またそれを生み出すために使った経費などのお金の流れを数値化し、決算書などの資料を作成します。これらの資料は会社が経営判断をしていく上で重要になってきます。そのため、量が多く、時間がかかってもやらなければいけない仕事なのです。

経理アウトソーシングとは

 経理について軽く話したところで、本題の経理アウトソーシングについて述べていきます。「経理アウトソーシング」って言葉は聞いたことはあるけど、具体的にどんなものなのかよくわかっていない人も多いと思います。

一言で言うと、経理アウトソーシングとは「経理を外注する」ということです。経理代行とも呼ばれています。経理アウトソーシングには二種類の型があります。それは派遣型とリモート型です。派遣型はアウトソーシング会社の担当者が直接赴き、経理業務を行う型です。この派遣型は直接会社に赴くことで信頼関係が作れるメリットがある一方、その担当者に依存してしまうことによるデメリットもあります。また、リモート型は、会社に直接行くことがない型です。リモート型でアウトソースする際には、経理業務の「見える化」が行われます。この「見える化」によって、不必要な業務が取り除かれることや、特定の担当者に依存しないといったことによる効率性が増します。数年前までは、前者の派遣型も多かったのですが、現在はリモート型が増えています。

アウトソーシングのメリット

 アウトソーシングの利用が増えている背景には、いいことがたくさんあるという理由があるのでしょう。では、経理をアウトソースすることにどんなメリットがあるのでしょうか。メリットは大きく分けて5つあります。それぞれ見ていきましょう。

メリット① コア業務への集中

 経理は先ほども述べたように、仕事量が多いのです。仕事量が多い経理を扱っていると、会社が成長するために必要なコアな業務に割く時間が減ってしまいますよね。経理を外注することで本当に必要なコア業務の時間を確保することができます。コア業務に時間をかけることは会社の成長に欠かせません。アウトソーシングを有効活用して、会社を成長させていきましょう。

メリット② 経理担当者の退職リスクの減少

 経理の仕事は特定の担当者が行っている場合が多いです。そのため、その担当者が突然の退職や病気などによって、やめてしまうというリスクが存在しています突然やめてしまったら、その仕事は停滞してしまいます。また、簿記資格を持っている社員はなかなかいません。そのため、経理担当者を教育しなければいけないのです。教育するのは手間がかかり、大変です。さらに、育てた担当者が辞めることになったら、うんざりですよね。そんなときに経理のアウトソーシングをすれば、悩みのタネはなくなります。Remoba経理はチームで担当するため、このリスクを考える必要がないのです。

メリット③ コスト削減

 経理が重要な仕事なのはわかっているけど、ノンコア業務にそこまでコストをかけたくないと思っている人は多いはずです。経理担当者を自社で採用すると、教育コストや福利厚生コスト、退職コストなど多くのコストがかかってきます。しかし、アウトソーシングをすると、昇給やボーナスを考えることなく、契約した分だけ支払えばいいので、大幅なコスト削減につながります。無駄な費用はできるだけ少なくしたいですよね。

メリット④ 仕事の早期化&安定

 会社の成長は経理の仕事の早さ、安定さにかかっていると言っても過言ではありません。経理の仕事が早ければ、経営陣は早め早めに戦略を立てられるでしょう。また、仕事が安定していれば、適切な判断ができるでしょう。このように経理の早期化や安定は重要なのです。しかしながら、経理の仕事を何十年もやっている担当者なら困らないですが、そうではない担当者だったら仕事が遅く、ミスもするでしょう。そうなると、会社が成長するスピードも遅くなってしまいます。アウトソーシングをすれば、経理に関する専門的な知識を持ったプロが仕事をするので、素早く、質の高い業務を提供してくれるでしょう。

メリット⑤ 第三者による視点

 経理の仕事はお金を扱うため、安全性が必要です。特定の担当者だけが経理の仕事をしている場合だと、横領などの不正が起きる可能性があります。アウトソーシングを行うことで第三者の視点から不正を未然に防ぐことができます。また、給与データのような扱いづらいものも第三者が扱うことで円滑に処理することができます。

デメリットと解決法

 経理アウトソーシングには多くのメリットがある一方、もちろんデメリットもあります。従来のアウトソーシングでは難しいことは多くあります。ですが、Remoba経理はそんなデメリットを独自のシステムによって解決することができます。

不透明になってしまう可能性

 従来のアウトソーシングでは、進捗状況や数字の作成プロセスについて、アウトソーシング会社だけが把握している状態になってしまう可能性があります。このブラックボックス化によって、経営の判断が難しくなってしまいます

しかし、Remoba経理では独自の進捗管理ツールによりオンライン上でリアルタイムに進捗を共有するともに、クラウド会計により数字の根拠、会計数字についてリアルタイムで確認することができます。そのため、ブラックボックス化する心配がなく、透明性を保つことができます。

迅速・柔軟な対応ができない可能性

 社内に担当者がいないため、緊急事態が起きた場合に迅速・柔軟な対応が出来ない可能性があります。

ところが、Remoba経理はクライアントに複数のオンラインプロワーカーと専属コンサルタントが付き、経理業務を遂行していくため、より迅速で柔軟な対応を取ることができます。社内に担当者がいないことによって問題が起きるという心配は必要ありません。

仕事内容

 経理アウトソーシングは基本的に経理の仕事ならなんでもやります。すべての業務を外注するのか、一部分だけを外注するかなど契約次第で仕事内容は変わります。具体的には、日々の売り上げや支払い、交通費の精算や、入出金時に伴う請求書や領収書の発行、伝票の入力から年間の活動状況を決算書として作成することまでやります。

アウトソーシング会社の選び方

 いざ、アウトソーシングをしようと考えても、どの会社と契約しようか迷うでしょう。そんな時の参考として、会社を選ぶ際のポイントをいくつか挙げておきたいと思います。

費用対効果(コスト)

 アウトソーシングをしようと考える大きな理由にコスト削減があるでしょう。また、費用対効果を高くしたいという考えもあるでしょう。現在、経理にかかっているコストと比較して、どれだけ安くなるのかという観点は重要です。全体でいくらになるのかだけでなく、業務ごとの価格も大事です。しかし、安ければいいというわけではありません。アウトソーシングの費用は会社によってピンキリです。高額な会社もあれば、低額な会社もあります。安すぎる会社には注意をしたほうがいいかもしれません。提供している業務が粗悪なものかもしれないからです。Remoba経理では費用対効果の高さを保証します。

クオリティ

 どの会社も同じですが、高いクオリティを謳い文句にするものです。したがって、契約前にクオリティの観点から他社との比較をするのはなかなか難しいです。クオリティの高さを売りにしていても、実際には業務スピードが遅かったり、ミスをしたりすることがないわけではありません。クオリティを見極める一例として、契約する際に、その会社には適切な資格を持っている人が何人いるのか、今までの業績はどうなのかなどを聞いてみるといいでしょう。

顧客の声

 何か商品を買うときと同じようにレビューを見るのは大事です。その会社の顧客がどれだけ満足しているのかを確認しましょう。継続率は大事な指標の一つです。継続率が高ければ、その会社はいい会社でしょう。

注意点

 実際にアウトソーシングをしてみたけれど、失敗してしまったという人は多いのではないでしょうか。どんな失敗例があるのかみていきましょう。

 まず、コストが削減できなかったということが失敗として挙げられます。本来、コストを減らすためにアウトソーシングをしたにも関わらず、従来よりも多くの費用がかかってしまっては本末転倒です。経理のうち、どの業務を外注し、どの業務を自社で行うのかを明確にしなければ、業務の被りが出てきてしまい余計な費用がかかってしまうことがあります。他にも、業務が二度手間になったということも挙げられるでしょう。今まで自社でやっていた経理業務の仕方と異なり、自社のやり方に合わせるために結局二度手間になってしまうのです。どんな失敗も会社間のコミュニケーション不足が要因である点で共通しています。アウトソーシング先の会社と話し合って、両者の間で食い違いが起きないようにしなければいけません。

日本の現状

 日本は他国に比べ、戦略的なアウトソーシングの利用に対する意識が低いです。「平成25年度経済産業省アウトソーシングやシェアサービスの企業による利用の実態調査」によると、アウトソーシングに期待した効果について、「コスト削減」、「業務の効率化」という観点で効果を感じています。しかし、「経営資源のコア業務への集中」、「業務拡大への柔軟な対応」という観点でアメリカを下回っているのです。また、財務・経理領域におけるアウトソーシング利用割合はアメリカが25.9%に対して、日本は11.0%となっています。これらの調査結果からわかるように、日本企業の多くはアウトソーシングを主にコスト削減のための手段として考えているため、戦略的なアウトソーシング利用において遅れをとっているのです。

出典:平成25年度経済産業省アウトソーシングやシェアサービスの企業による利用の実態調査

 また、「平成21年度経済産業省BPO調査報告書」によると、中小企業におけるアウトソーシング利用割合が大企業に比べると低いことがわかります。しかし、中小企業のアウトソーシング利用に対する満足度は大企業と同等程度の高い水準にあります。中小企業はアウトソーシングを利用するとその良さに気づきますが、実態の利用は少ない状態です。

出典:平成21年度経済産業省BPO調査報告書

 IAOPが発表している「グローバルアウトソーシング100」では米国企業が多くランクインしており、日本企業のグローバル競争力は低いです。日本企業の海外進出はなかなか進んでない状況にあります。

まとめ

 経理アウトソーシングについて、理解できたでしょうか。今回は経理アウトソーシングのメリットやデメリット、注意点など様々な観点からまとめてきました。やらなくてはいけないけど、大変な仕事の経理をアウトソーシングすることで、今ある悩みを解決していきませんか。効率の良い経営を目指しましょう。

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