運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社マスメディアン | 3,788件 | 広告 Web マスコミ業界 | 関東 関西 中部 九州 北陸 |
SNSやブログなど情報発信の手段が多様化する昨今、広報職の役割が広まり、需要が高まってきています。これまでは人事部や総務部などが兼務することも多くみられましたが、広報職としての専任者が求められています。本記事では、広報職の転職成功のポイント及びおすすめの転職エージェントについて詳しく解説します。
SNSやブログなど情報発信の手段が多様化する昨今、広報職の役割が広まり、需要が高まってきています。これまでは人事部や総務部などが兼務することも多くみられましたが、広報職としての専任者が求められています。本記事では、広報職の転職成功のポイント及びおすすめの転職エージェントについて詳しく解説します。
「広報活動」は企業と社会との良好な関係を築くために行われます。社外に対しては、自社や商品やサービスへの認知度を高めて信頼を得ることを目的とします。社内に対しての広報は、社内報やイベントなどを通して、企業が成長するために、社内のモチベーションを高めることを目的とします。このように、広報職は企業活動の根本となるところを支える仕事と言えます。
近年、広報職の求人数は増加傾向にあります。先述したように、広報職としての専任者を配置するなどの業務フロー再構築、コロナウイルス感染症の感染拡大が落ち着いたことで、新規事業の進出、組織拡大や再編への増員などがその要因となっています。
これまで、広告会社に任せていたPRなどもInstagramやLINE、ブログなどの SNSを利用し自社で積極的に行っていく方向にシフトしています。このような流れから、発信力のある、広報職として即戦力となる人材が求められています。
厚生労働省が2021年に行った「令和3年賃金構造基本統計調査<職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)>」によると、広報職を含む「企画事務員」の年収は約619万円。全体の給与幅としては317〜920万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差があると言えます。
広報職の転職で必要な能力やスキルはどのようなものでしょうか。身につけておくべきスキルについて解説します。
広報は、主に文字や言葉を使って情報を伝えるため、正しい文章や言葉を選択できる高い日本語のスキルが必要です。発信された情報は企業のイメージや評価となります。そのため、誤字脱字、誤った発言などは許されません。誰にでもわかりやすく伝え、商品などの魅力を十分に伝えることができることも重要です。そのため、正しく美しい日本語が使える能力が求められます。
収集した情報をもとにして、伝えたい情報を組み合わせて企画を立てる情報収集・企画力も重要なスキルです。後方の元となる情報を収集し、ターゲットに対して、情報をどのように整理して、どのような方法で伝えるのが良いかなどをまとめ上げていきます。幅広く
情報を得て、広報する内容や企業の課題解決できる企画の立案が必要です。
企業の不祥事や炎上、事故が発生するとき、いかなるときにも冷静に対応することができる能力も広報には必要です。不祥事や炎上などは企業の大きなマイナス、窮地になります。このようなことが起こらないためにも、日常からリスク管理や分析、情報収集を行い一歩先行く対応ができる準備、慎重な行動が求められます。
広報PR担当者の仕事は、先述したように、企業と社会との良好な関係を築くことです。社内外の多くの関係者と関わりながら、円滑な企業活動を行えるようにコミュニケーションを図り、より良い環境を整える必要があります。顧客、取引先、従業員、メディアなどに対して円滑で良好な関係を構築できる能力が必要とされます。
近年、広報の仕方もSNSやブログ、メルマガなどの利用が増えています。ちょっとした撮影、文書作成、動画編集などのスキルもあると優遇されます。実際にSNSを利用した発信はスピード感や情報の鮮度や更新頻度が重要になります。そこでこれまでとは違った新たな発信力もポジションや企業によっては求められるでしょう。
転職成功のポイントは「スキルの見極め」と言っても過言ではありません。自己分析をしっかりと行い、自分がどのようなスキルを持って、どのような方法で、企業に貢献できるかを明らかにしていきます。
自己分析が的確にできていればどんな場面で、どのように即戦力になれるかなども含め、書類や面接で自分のできることを明確に採用側にアピールし、伝えることができます。広報職であれば「伝える能力」も求められますので十分な準備をして臨みましょう。
では、実際に広報職に転職しようと考えたときに、どのような方法で転職活動をすれば良いのでしょうか。近年はWEBで検索を行い、仕事探しを行うことが多いです。その中で「転職サイト」と「転職エージェント」が見つかりますが違いはなんでしょうか。「転職サイト」は、さまざま企業の求人広告が集まっているサイト。「転職エージェント」はアドバイザーがおり、キャリア相談を行ってくれるサービスです。アドバイザーの有無が大きな違いです。
転職活動をしたことがない人や不安が強い人にはおすすめと言えます。また、今の自分のキャリアやこれからのキャリアプランに迷いや悩みを持っている人は利用する価値があるでしょう。アドバイザーと話し合い、現在の転職活動だけでなく未来のキャリアプランについても一緒に描いてくれます。広報職の現状の転職の動向や、業界の情報、自分が狙っている企業の情報などを総合的に聞きながら、これからの自分の方向性についても考えることができます。
自分のペースで、人や時間に縛られることなく活動したい人は利用をすすめません。エージェントを利用すると、面談を行うほか、メールでどんどん転職先の斡旋などが行われるなど、時間に制約を受けます。アドバイザーは手厚く対応をしてくれるので、そのようなやり取りや関わりを煩わしく思う人は少し重い印象を受けるかもしれません。
面接などでアドバイスなども行われるので「それは自分の考えと違う」「断りたい」と断ることができない人、他社の意見に流されがちな人は、自分の思った方向に行かない可能性もあるので利用はおすすめできません。
転職エージェントの利用をおすすめする人としない人について解説しましたが、やはり転職の場合は、仕事をしながら仕事探しからエントリー、転職先とのやりとりをするのは負担が大きくなります。そこで、これらの行程を一括でお任せでき効率の良い転職活動をするには転職エージェントの利用をおすすめします。利用することが転職への近道、成功のポイントといっても過言ではありません。そこで、転職エージェントを利用する上でのメリットとデメリットを解説します。
転職エージェントやそのアドバイザーは企業との関係も深いため、希望する企業のリアルな情報を得ることができます。自分ではできない情報を得て面接を受けるアドバテージがあるため、書類や面接通過、内定の確率が高くなります。また、自己分析に対しても客観的な意見やアドバイスをしてくれます。アドバイザーとの面談を通して、自分をしっかり見つめ、自身の限界や実力を知ることで、広報職への適性や選択する企業が自分にフィットしているかを分析できます。結果的に、自分の実力、能力と合致した職場を選ぶことができ、内定後も長く勤務することも可能でしょう。
企業へ直接応募、または転職サイトを利用し自分で応募するよりも、適性検査、希望調査などを行うためエントリーまでに時間がかかる場合があります。すぐに就職を希望する人には大きなデメリットになります。
また、アドバイザーから適性に応じた仕事のサジェストがあります。そのため、自分で探す場合によりも幅広く、多くの求人を見ることができにくい特徴があります。もっともマイナスとなるのは、アドバイザーとのミスマッチです。自分の考えを理解してもらえない、相談しにくいなどある場合にはエージェントに相談しアドバイザーを変えてもらうことも検討しましょう。
転職エージェントは、基本的には求職者と面談し、職種や希望の条件などから判断してマッチングできそうな企業を紹介してくれます。しかし、特化型のエージェントが存在し、特定の業界の紹介を得意とするエージェントがあります。業界や職種などこだわりの条件に合わせて企業を紹介してくれます。
広報職の転職ならば、どの業界よりも特化型のエージェントを利用することをおすすめします。広報職は一般的な公開求人よりもエージェントに登録した人のみ紹介を受けることができる非公開求人が多いためです。プランナーも企業の情報や、広報職を求める企業に強いパイプを持っている場合もあります。
もし様々な業種を扱う総合型のエージェントを利用する際は、特化型のエージェントにプラスする形で利用するとより転職活動の幅が広がるでしょう。
利用するエージェントが、広報職に関してはどのくらい熟知しているか、広報職の転職の紹介実績、内定の実績がどれくらいあるか確認をしましょう。それにより、成功、内定の確率も変わってきます。また会社規模も含めて、どのような企業への転職実績があるか、リサーチして選んでみましょう。
特徴も、求人数が多い、非公開求人が多い、転職未経験者に強い、ハイクラス転職専門、給与の最低賃金が決まっている、逆オファー、スカウトがあるなど、それぞれのエージェントにより特徴やその強みは様々です。特徴や強みを把握した上で利用をしてみましょう。
マスメディアンは、珍しい広告業界専門の転職エージェントで、専門知識を持つキャリアアドバイザーがサポートしてくれて高いマッチング精度で求人提案を行ってくれるのが特徴です。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社マスメディアン | 3,788件 | 広告 Web マスコミ業界 | 関東 関西 中部 九州 北陸 |
BEET-AGENTは、広報を含む管理部門の転職に特化した転職エージェントで、上場企業・大手企業の広報などの高品質な求人を提供しています。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社アシロ | 1,039件 (非公開求人:4,000件以上) | 経理財務 法務 人事労務 広報/IR 内部監査 など、管理部門 | 全国 フルリモート可 |
https://beet-agent.com/prform/
プロの転職は、広告業界出身のキャリアアドバイザーによるサポートが受けられる広報・PR業界に特化した転職エージェントです。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社ホールハート | 非公開 | 広告 PR IT/Web業界 | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉) |
dodaは、転職業界トップクラスの求人数を取り扱っている転職エージェントで、様々な条件から自分にあった求人を見つけることができます。
業界トップクラスの求人数:dodaは、業界トップクラスの求人数を取り扱っています。多岐にわたる求人情報があり、求職者にとって選択肢が豊富です。
非公開求人へのアクセス:非公開求人も紹介してもらえるため、他の転職エージェントにはない選択肢が得られます。これにより、高待遇の求人に出会う可能性が高まります。
個別サポートとヒアリング:キャリアアドバイザーが個別にヒアリングからサポートまで行います。転職初心者でも安心して利用でき、納得のできる転職を実現します。
転職に役立つツールとイベント:転職に役立つツールで自分の市場価値を知ることができ、定期的に転職に役立つセミナーやイベントも開催しています。求職者が情報を得やすい環境を提供しています。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
パーソルキャリア株式会社 | 189,994件 (非公開求人:36,802件) | 全業種・職種 | 全国 |
リクルートエージェントは、厚生労働省の調査で2019年の転職支援実績No.1になった転職エージェントです。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社リクルート | 364,833 件 (非公開求人:226,985 件) | 全業種・職種 | 全国 |
マイナビエージェントは、国内でも有数の大手転職エージェントで、特に若手への転職支援に力を入れています。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社マイナビ | 非公開 | 全業種・職種 | 全国 |
パソナキャリアは、年収・キャリアアップを目指したい方におすすめの転職エージェントです。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社パソナ | 36,418件 | 全業種・職種 | 全国 |
ビズリーチは、ステップアップを目指す高い層の転職を支援するサービスで、高待遇の求人が取り扱われ、上層部への登用も期待できる特徴があります。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社ビズリーチ | 107,333件 | 全業種・職種 | 全国 一部海外(北米・アジア・オーストラリア) |
エンエージェントは、比較的新しいサービスですが、しっかりと総合的なサポートをしてくれるため転職初心者にとっても安心して利用できる転職エージェントです。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
エン・ジャパン株式会社 | 2,246件 | 全業種・職種 | 全国 |
type転職エージェントは、実績豊富な担当者との相談ができ、キャリアアドバイスを受けたい方や東京都在住の方に特におすすめの転職エージェントです。
運営会社 | 公開求人数 | 対応職種 | 対応エリア |
株式会社キャリアデザインセンター | 28,724件 (非公開求人:18,450件 件) | 全業種・職種 | 全国 一部海外 |
様々なエージェントがあることがわかりました。広報職転職成功のポイントや注意点について解説します。
自己分析を行い、転職する理由が明確になっていることが成功のポイントです。先述したように、入社後自身のどのような能力でどのような経験や能力を活かして、企業に貢献できるかなど自己分析をしっかり行います。これができていれば、書類作成、面談でもしっかりと自分の意思を伝えることができます。企業側も自分の意思を持って貢献をしてくれる人材を採用するでしょう。人間関係や給与問題は転職の引き金になることもあります。しかし、この転職理由を軸にすると採用側は良い印象を持ちません。自分の会社を逃げ場にされるのではないか、本当に仕事で貢献できるのか評価に値しないと判断されます。そのような辛い思いもあっても、全面的に出さないように注意して、なぜ転職したいのかなど信頼を得る考えや理由を明確にしておきましょう。
転職先の経営状況などを調べ、安定した会社なのかをリサーチすることがポイントです。求人の内容と違った仕事だった、休みが取れない、条件面でブラックだった、広報職とは違う仕事をさせられるなどの状況にならないように、事前の下調べは重要です。転職後失敗した、前職の方が良かったと後悔することがないように注意し、下調べをすることをおすすめします。
エージェントは複数を利用することをおすすめします。転職は、希望してすぐに内定するとは限りません。特化型のエージェント、幅広い職種に対応するエージェントを使い分け、確率を高めましょう。それぞれのエージェントの特徴や強みを利用します。また、広報職のニーズが高まっていますが、年齢、保持している資格、経験などによりすぐに転職が成功するとは限りません。これまでの実績やノウハウ、情報などあらゆる角度から広報職の転職を熟知していそうなエージェントを利用しましょう。
広報職は時代の流れ、広報のトレンドも含めて需要が高まっています。企業、ブランドの成長や販売促進はもちろんのこと、企業のイメージを左右する重要なポジションです。自分のスキルをしっかり分析し企業に貢献できることが重要です。
今回ご紹介をした、転職を成功させるポイントや注意点を押さえながら転職エージェントをうまく活用してみてはいかがでしょうか。エージェントは全て無料で利用でき、的確なサポートを受けることができます。まずはWEBから相談してみることからスタートしましょう。
株式会社Enigol
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。